寄席の脚光

【解説/みどころ】
共同監督作品であるとはいえ、フェリーニの記念すべき第1作。小さなレビューの一座が旅から旅への生活を送っている。そこへ入ってきた若くて美人のリリアーナに役者のケッコは心を奪われる。何とか彼女との新劇団結成にこぎつけるも、野心家のリリアーナはケッコを見捨てて大物プロデューサーと契約してしまう。傷心のままもとの劇団に戻ったケッコを、彼に惚れていた座長の娘メリーナは慰めるのだった……。男に踏みつけにされても男をうらむどころか優しく慰めてやるメリーナは、後年フェリーニ作品でマシーナが演じる女を予告しているかのようで、すでにフェリーニ色は強く出ているといえよう。
- キャスト
- ペッピーノ・デ・フィリッポ/ カルラ・デル・ポッジョ/ ジュリエッタ・マシーナ/ ジョン・キッツミラー/ ソフィア・ローレン/
- スタッフ
- 監督: アルベルト・ラットゥアーダ フェデリコ・フェリーニ 脚本: アルベルト・ラットゥアーダ フェデリコ・フェリーニ トゥリオ・ピネッリ 原作: アルベルト・ラットゥアーダ フェデリコ・フェリーニ
- 上映時間・制作年
- 96分/1951年
- 制作国
- 伊
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