愛欲

【解説/みどころ】
フランスの鬼才、J・グレミヨン監督作で、「望郷」のコンビ、J・ギャバンとM・バランが同年に再び共演したペシミズム漂う佳編。“女たらし“とあだ名される除隊兵ルシアンは、カンヌで知り合った美貌の女マドレーヌがバクチで大損したのを見て、自らの遺産1万フランを吐き出して助けてやる。それでてっきり彼女をモノにできると思ったのだが……。追えば逃げる、得れば空しき悪女の末路。そして彼女にたぶらかされた、哀れな男の物語。監督・脚本・俳優はフランス勢、撮影、音楽などはドイツ勢。独・ウーファ撮影所で撮られたというちょっと変わったフランス映画。
- キャスト
- ジャン・ギャバン/ ミレーユ・バラン/ ルネ・ルフェーブル/ マルグリード・ドゥバル/ ピエール・エチュパール/ アンリ・プーポン/ ジャン・アイメ/
- スタッフ
- 監督: ジャン・グレミヨン 脚本: シャルル・スパーク 原作: アンドレ・ブークレル
- 原題
- GUEULE D'AMOUR
- 上映時間・制作年
- 90分/1937年
- 制作国
- 仏=独
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