地の果てを行く

【解説/みどころ】
外人部隊を舞台に、落ち延びていった犯罪者と、彼を執拗に追い詰める賞金稼ぎの密偵の姿を描いたJ・デュヴィヴィエ監督のミステリー。パリで殺人を犯し、スペインへと逃げたピエールは、追い詰められ、外人部隊に入隊するが、5万フランの賞金が目当ての密偵が彼のあとを追っていた……。ラストは、密偵自身がピエールの戦死を報告するというデュヴィヴィエ監督らしいペシミズムが全編を覆っている。主演のJ・ギャバン自身が原作の映画化権を買い取り、デュヴィヴィエに映画化を勧めたといわれており、ギャバンはこの映画で役どころを確立。この二年後には「望郷」で大評判を取ることになる。
- キャスト
- ジャン・ギャバン/ アナベラ/ ロベール・ル・ビガン/ ガストン・モド/
- スタッフ
- 監督: ジュリアン・デュヴィヴィエ 脚本: ジュリアン・デュヴィヴィエ シャルル・スパーク 原作: ピエール・マッコルラン
- 上映時間・制作年
- 104分/1935年
- 制作国
- 仏
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