黒島結菜「いい流れでスタートできたら」 川栄李奈から朝ドラヒロインをバトンタッチ
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4月8日最終話を迎える連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK総合/毎週月~土曜8時ほか)で3代目ヒロイン・大月ひなたを演じる川栄李奈が、東京・渋谷のNHK放送センターを訪れ、4月11日スタートする次作『ちむどんどん』のヒロイン・比嘉暢子役の黒島結菜とバトンタッチセレモニーを行った。
【写真】ドラマゆかりの品をプレゼント交換した『カムカムエヴリバディ』川栄李奈と『ちむどんどん』黒島結菜
セレモニーは、比嘉暢子が鶴見で下宿をする沖縄居酒屋「あまゆ」のセット内で行われ、2人はそれぞれのドラマゆかりの品をプレゼント交換。
川栄からは、三世代の親子の絆を紡いできた御菓子司「たちばな」のあんこを使った2種類の和菓子。三世代100年の思いを込めたあんこに沖縄県産の黒糖を加え、沖縄の郷土料理に夢をかけるヒロインを描く『ちむどんどん』にエールを送った。
受け取った黒島は「風のウワサで、このあんこがとてもおいしいと聞いていたので、そこにコラボで沖縄の黒糖を合わせていただいて、とてもうれしいです。みんなでおいしくいただきたいと思います!」とコメント。
黒島からは、沖縄のシークワーサーの木で作ったウッドボウルが贈られた。川栄は「すごい! シークワーサーの木、初めて見ました。木目も一つしかなく、作品は一点モノということなので、大切にしたいと思います。ありがとうございます」と感激していた。
すでにクランクアップした川栄は「撮影を振り返ると、苦しかったことよりも楽しかったことばかりが浮かびます。みんなでひとつのことを一緒に作り上げられたことが本当に楽しくて、今でも鮮明に覚えています。クランクアップした瞬間、涙が止まらなくなってしまった私を優しく受け止めてくださったスタッフの皆さんの温かさが心にしみました」と語った。
また、「最終週は、『えっ!?』と驚くような怒とうの展開です。本当にすばらしい作品になっておりますので、ぜひ最後まで見届けていただき、翌週からは『ちむどんどん』をご覧いただければと思います」と呼びかけた。
黒島は「一日一日があっという間で、毎日楽しく撮影しています。撮影はあと半年残っていますが、このままいい雰囲気で撮影できるようがんばりたいなと思います」とコメント。「『ちむどんどん』は沖縄の家族の物語で、あたたかく楽しいドラマになっていると思いますので、『カムカムエヴリバディ』からバトンを受け取って、このままいい流れでスタートできたらいいなと思います」と話した。
黒島は川栄に、撮影の中で一番楽しみだったことを質問。川栄は「食事のシーンに出てくるご飯がとてもおいしくて元気が出ました。昼休憩の前に朝食を囲むシーンがあると残り物をスタッフさんがお昼用にとまとめてくださるので、それを楽しみに撮影していました。普段の大月家の食事は質素ですが、クリスマスなどのシーンではチキンが出てきました。ちょっと豪華になるのがうれしかったです」と明かした。
一方、黒島は『ちむどんどん』に出てくる料理で印象に残っているものを聞かれ、「自分たちで手打ちした沖縄そばを食べるシーンがあって、それがとてもおいしかったです。撮影に出てくるご飯はどれも本当においしいです」と答えていた。
連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』は、NHK総合にて毎週月~土曜8時ほか放送。『ちむどんどん』は同局にて4月11日より放送。