「頑張ってよかったと思える仕上がり」 『鋼の錬金術師 完結編』山田涼介演じる若き“お父様”の映像解禁
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Hey!Say!JUMPの山田涼介が主演を務める映画『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成』より、2部作の公開を記念した「『鋼の錬金術師』PERFECT GUIDE」の第4回「#4 LAST SCENE」が配信開始。最終決戦の始まりを捉えた本編映像が解禁され、体を鍛え上げた山田が演じる“お父様”の映像も初公開されている。
【動画】山田涼介主演、映画『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成』PERFECT GUIDE #4 LAST SCENE
荒川弘による原作漫画『鋼の錬金術師』は、錬金術が存在する架空の世界を舞台としたダーク・ファンタジー。連載開始20周年新プロジェクトとして発表された実写2部作では、エドとアル兄弟の物語の最終章を、原作のままに映像化することにこだわった。『復讐者スカー』では国家錬金術師の抹殺を誓う男スカーとの対決が描かれ、『最後の錬成』では国家を揺るがす巨大な陰謀に導かれていく。
「『鋼の錬金術師』PERFECT GUIDE」第4回「#4 LAST SCENE」では、特に注目を集めているエドと仲間たちの“お父様”との最終決戦の始まりを描くクライマックスシーンに迫る。
映像では、山田自身も「完成を観て原作に近いものがあり、頑張ってよかったと思える仕上がりになっている」と思い入れを語り、最大の見どころとして挙げているクライマックスシーンの一部を公開。ホムンクルスの生みの親とされるお父様による国土全体を使った恐るべき錬成陣計画が実行されようとしている中、エドとアル、ホーエンハイムたちが多くの人の命を守るため、決死の戦いに挑む姿が収められている。
さらに、ここでは身体を鍛え上げた山田演じる“お父様”の姿が映像初解禁。“お父様”を演じるために食事と筋トレにより体重を15キロほど増やし、体を鍛え上げた上で撮影に臨んだと語っていた山田。本映像では、エドとアル、そして仲間たちの前に立ちはだかる最後の敵にふさわしい怒りを宿した鋭い眼光と屈強な肉体を披露している。
完結編2部作にて、山田はエドと若い姿のお父様、ホーエンハイムの若かりし頃の姿である奴隷23号の一人三役を演じることが明らかになっており、全くの別人格の演じ分けも見どころ。原作をより忠実に再現したクライマックスシーンの撮影は、一週間ほどかけて行われ、キャスト・スタッフ共に渾身(こんしん)の仕上がりになっている。
また、『最後の錬成』入場者特典は、『復讐者スカー』に引き続き2週連続原作者・荒川弘先生描き下ろしのスペシャルイラストカードに決定。
第1弾の入場者特典は、『最後の錬成』公開日の6月24~26日の3日間のみ、先着限定で配布される。第1弾のスペシャルイラストカードは『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成』の本ポスタービジュアルを再現したデザインとなっており、右腕の機械鎧(オートメイル)を抑えながら人間vsホムンクルスの最終決戦に向けて決意のまなざしを浮かべるエドと、その横で鎧の身体を見るも無残な姿に破壊され、うつむくアル。そしてエルリック兄弟の後ろにはうつろな瞳をした、本作最後の敵でありホムンクルスの生みの親“お父様”の姿も。その他にも、完結編二部作で大活躍する人気キャラクターたちが、ポスタービジュアルの迫力と勢いのまま描かれている。
第2弾は7月1~3日の3日間のみ、先着限定で配布。配布されるのは敵味方関係なく映画撮影に臨む原作のキャラクターたちによる撮影の合間の一コマを描いたスペシャルイラストカード。作中では大総統という設定もあり、にこやかな表情を浮かべることがほとんどないキング・ブラッドレイの貴重な笑顔のオフショットや、慣れた様子でブラッドレイのヘアメークを直すリザ・ホークアイ中尉、台本を片手にどうやらこの後の演出や流れについて打ち合わせしているであろうエドとロイ・マスタング大佐など、原作×映画のコラボレーションと呼ぶのにふさわしい各キャラクターの姿が描かれている。
原作者の荒川は、自身も撮影現場を訪れたことを明かしており、「撮影風景がとても面白かったので、原作絵で楽しい感じのイラストを描きたいと思い、このイラストを描かせていただきました」とコメントを寄せている。イラスト内ではキャラクターたちが今にも動き出してしまうのではないかと思うほど、生き生きと描かれており、実写映画の撮影も活気に満ちた現場だったことがうかがえる。
映画『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成』2部作は、前編『復讐者スカー』公開中、後編『最後の錬成』が6月24日より公開。