第79回ヴェネチア国際映画祭でケイト・ブランシェットが最優秀女優賞受賞! 『TAR』日本公開決定
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オスカー女優のケイト・ブランシェットが主演を務めるトッド・フィールド監督最新作『TAR(原題)』が、第79回ヴェネチア国際映画祭で最優秀女優賞(ボルピ杯)を受賞。このたび同作が、2023年に日本で公開されることが決定した。
【写真】ヴェネチア国際映画祭に登場したケイト・ブランシェット
『イン・ザ・ベッドルーム』『リトル・チルドレン』でアカデミー賞脚色賞に連続ノミネートされたトッド・フィールド監督が、2度のアカデミー賞受賞経験を持つケイト・ブランシェットとタッグを組んで贈る、 16年ぶり待望の最新作『TAR(原題)』。
ドイツの有名オーケストラで、女性としてはじめて首席指揮者に任命された指揮者リディア・ター(ケイト・ブランシェット)は、天才的能力と、たぐいまれなるプロデュース力で、自身を1つのブランドとして作り上げてきた。しかし、のしかかる重圧、過剰な自尊心、仕掛けられた陰謀により、彼女の心の闇は少しづつ広がっていくー。
ヴェネチア国際映画祭は、カンヌ国際映画祭、ベルリン国際映画祭に並ぶ歴史ある映画祭。79回目を迎える今年、コンペティション部門で上映された本作は、上映後6分間のスタンディングオベーションを受け、主演のケイトが見事最優秀女優賞(ボルピ杯)を受賞。今回のヴェネチア映画祭でのケイトの受賞は、『アイム・ノット・ゼア』で第64回に受賞して以来2度目の快挙となった。
出演は、ケイトのほか、『キングスマン』のマーク・ストロング、『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』のジュリアン・グローヴァー。音楽は、『ジョーカー』でアカデミー賞作曲賞を受賞したヒドゥル・グドナドッティルが担当した。
映画『TAR(原題)』は、2023年全国公開。