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『ジェシカおばさんの事件簿』アンジェラ・ランズベリーさん死去 96歳  業界が悼む

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『ジェシカおばさんの事件簿』アンジェラ・ランズベリー死去
『ジェシカおばさんの事件簿』アンジェラ・ランズベリー死去(C)AFLO

 『ジェシカおばさんの事件簿』で知られる女優のアンジェラ・ランズベリーさんがロサンゼルスの自宅で逝去した。96歳だった。レジェンドの死に、エンターテイメント業界から悼む声が寄せられている。Varietyなど、米メディアが報じている。

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 大ヒットドラマシリーズ『ジェシカおばさんの事件簿』やアニメ映画『美女と野獣』のポット夫人の声で知られるアンジェラ・ランズベリーさんが、現地時間の10月11日にロサンゼルスの自宅で亡くなったと遺族が発表した。97歳の誕生日を5日後に控えてのことだった。

 アンジェラさんは、1925年ロンドン生まれ。劇作家で脚本家のジョン・ヴァン・ドルーテンに見出され、17歳のときに映画『ガス燈』のナンシー役でデビュー。女優として初めての作品で、アカデミー賞助演女優賞にノミネートされた。

 以来、『ドリアン・グレイの肖像』や『雲流るるはてに』、『三銃士』、『長く熱い夜』『階段の上の暗闇』など数々の名作に出演。彼女のキャリアは75年にも及び、アカデミー賞には3度ノミネート。エミー賞では、『ジェシカおばさんの事件簿』の12回を含め、18回もノミネートされている。

 また舞台でも活躍し、『メイム』『Dear World』『ジプシー』『スウィーニー・トッド』でトニー賞ミュージカル主演女優賞を受賞し、『陽気な幽霊』では演劇助演女優賞を受賞。2015年には、舞台『陽気な幽霊』でローレンス・オリヴィエ賞助演女優賞(プレイ部門)を受賞した。

 その多岐にわたるキャリアを称え、1997年に全米映画俳優組合から、2003年には英国アカデミー協会から生涯功労賞を授与され、2013年にはアカデミー名誉賞を受賞。2014年には、英国勲章を授与され、デイムの称号を獲得している。

 アンジェラさんの訃報を受け、『ジェシカおばさんの事件簿』の放送局CBSはツイッターにて追悼コメントを発表。「アンジェラ・ランズベリーは80年にも渡って活躍した輝かしい才能でした。映画や舞台で見せたパフォーマンスは伝説でした。『ジェシカおばさんの事件簿』で演じたジェシカ・フレッチャーは、視聴者とCBSファミリーから永遠に愛されることでしょう。彼女が愛されることにミステリーなどありません。永く惜しまれることでしょう」。

 また、ジョシュ・ギャッドはツイッターにてアンジェラさんとのツーショットを公開。「個人が世代を越えて人々を感動させ、何十年にも渡って幅広く活躍することは非常に稀です。アンジェラ・ランズベリーはそんなアーティストでした。舞台『メイム』から、アニメ映画『ベッドかざりとほうき』、『ジェシカおばさんの事件簿』、『美女と野獣』、そして『メリー・ポピンズ リターンズ』まで、彼女は4世代にわたって感動を与えて来ました。レジェンド、ご冥福をお祈りします」と悼んだ。

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