監督絶賛の天才子役！『いつかの君にもわかること』映画デビューの4歳・ダニエル君インタビュー映像到着
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余命わずかなシングルファーザーが息子に＜新たな家族＞を遺そうとする姿を描くウベルト・パゾリーニ監督最新作『いつかの君にもわかること』（2月17日公開）より、息子を演じた4歳の俳優ダニエル・ラモントにフォーカスしたインタビュー映像が解禁された。
【動画】天才子役ダニエル・ラモント君のインタビュー映像
本作は、『おみおくりの作法』の名匠ウベルト・パゾリーニが、小さな新聞記事から着想を得て作り上げた待望の最新作。余命宣告を受けたシングルファーザーが、自分が亡き後に息子が一緒に暮らす“新しい家族”を探し求める姿を描く。第77回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門に正式出品されたほか、第36回ワルシャワ国際映画祭で観客賞を受賞するなど、力強く紡がれた父子の絆が世界中で多くの共感を集めた。
窓拭き清掃員として働く33歳のジョンは若くして不治の病を患い、残された余命はあとわずか。シングルファーザーとして男手ひとつで4歳のマイケルを育ててきた彼は、養子縁組の手続きを行い、息子の“新しい親”を探し始める。理想の家族を求め、何組もの“家族候補”と面会をするが、人生最大の決断を前に進むべき道を見失ってしまう。そんな彼は、献身的なソーシャルワーカーと出会い、自分の不甲斐なさに押しつぶされそうになりながらも、息子にとって最良の未来を選択しようとするが…。
このたび、息子を演じた4歳の俳優ダニエル・ラモントにフォーカスしたインタビューを解禁。父親役ジェームズ・ノートンと親子のように戯れるメイキングや、ダニエルの静かな演技が心を締め付ける本編映像なども収めている。
ダニエルが「僕の名前はダニエル・ラモント。映画ではマイケルだよ。初めて映画に出た。好きなものはアイスクリーム」とキュートに自己紹介する姿から始まり、「ジェームズは面白い。変な顔をするんだ。セリフを覚えるのを助けてくれる」「監督はとても威張ってるよ。この間は撮影監督のマリウスにどなってた。でも、監督には言わないでね！」と、ジェームズやパゾリーニ監督について茶目っ気たっぷりに語る。
そんなダニエルについて、主演のジェームズは「本当にすばらしい子だよ。監督は彼を一目見て、この子だと思ったそうだ。撮影前に会うべきだと監督に勧められたから、何度かベルファストに行って食事したり遊んだりしたよ」と語り、「初めての撮影で大変だったはずなのに、彼が泣くのを一度も見なかったんだ。かんしゃくを起こしたり、ふてくされることもない。大人びていて、スタッフの癒しでもあった。棒やボールを投げて遊んでいても、撮影が始まるととたんに役に入り込む。自分でも理解できない悲しみと戦う、影があって優しい子どもになれる。僕でさえそこまでの経験はないよ。本当に驚いたし、心から感心した」と振り返る。
パゾリーニ監督も「映画が成功するかは、ある意味賭けだと企画当初からずっと思っていた。子役のマイケルの演技しだいだとね。ダニエルの演技は完璧だった。プロ意識や演技への姿勢、意気込みに理解力、どれも私がマイケル役に求めていた資質ばかりだ。落ち着きや真剣さ、静粛さや思慮深さに長けていて、安心してスクリーンを観ていられる」と惜しみない賛辞を贈っている。
映画『いつかの君にもわかること』は、2月17日よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開。
