ジェームズ・ノートン×アイリーン・オヒギンズ共演『いつかの君にもわかること』、死にゆく父の叫びが涙を誘う本編映像解禁
ウベルト・パゾリーニ監督最新作『いつかの君にもわかること』より、ジェームズ・ノートン演じる主人公ジョンが人生最大の決断に直面して怒りと葛藤を爆発させる本編映像が解禁された。
【動画】人生最大の決断に直面する父親の怒りと葛藤が爆発 映画『いつかの君にもわかること』本編映像
本作は、『おみおくりの作法』の名匠ウベルト・パゾリーニが、小さな新聞記事から着想を得て作り上げた待望の最新作。余命宣告を受けたシングルファーザーが、自分が亡き後に息子が一緒に暮らす“新しい家族”を探し求める姿を描く。第77回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門に正式出品されたほか、第36回ワルシャワ国際映画祭で観客賞を受賞するなど、力強く紡がれた父子の絆が世界中で多くの共感を集めた。
33歳で余命宣告を受けたジョン(ジェームズ・ノートン)は、たった1人の家族である最愛の4歳の息子・マイケルに、自分がいなくなった世界で一緒に暮らす“新しい家族”を探すため、日々、里親候補の家族と面接を繰り返している。そんな彼をサポートするのが、まだ研修中のソーシャルワーカーのショーナ(アイリーン・オヒギンズ)だ。
余命宣告を受けたシングルファーザーのジョンを演じるのは、次期『007』ジェームズ・ボンドの有力候補として名前が挙がる英国俳優ジェームズ・ノートン。彼をサポートするソーシャルワーカーのショーナ役には、『ブルックリン』でハリウッド映画スターの仲間入りを果たし、『ふたりの女王メアリーとエリザベス』『彼女たちの革命前夜』などで活躍がめざましいアイリーン・オヒギンズ。
解禁された映像は、ソーシャルワーカーのショーナがマッチングしてくれる家族候補にジョンが苛立ちを覚え、「犬やウサギの世話を頼むんじゃない! 俺の人生最大の決断だとわかっているのか?」と、内に秘めていた苛立ちをぶつけるシーン。知る限りの規則を破り、失業のリスクも犯しながらサポートしているショーナの言葉に、ジョンは我に返り、決断ができないのは自分の問題なんだと告白し、怯えた表情を浮かべて現実に打ちひしがれる。ジェームズとアイリーンの演技が心に迫る。
ショーナを演じたアイリーンは、「素晴らしいキャストやスタッフが集まる作品に参加できたのは、すごく幸運なことで、誇りに思う」と、自身インスタグラムに喜びを明かしている。
映画『いつかの君にもわかること』は、2月17日より全国順次公開。