秘密を持ったマダムは一体何者? 映画『パリタクシー』予告編&新場面写真解禁
終活中のマダムの依頼を受けたタクシー運転手が、彼女が人生を過ごしたパリを共に横断する旅を描き、世界中の映画祭で喝采を浴びたフランス映画『パリタクシー』より、60秒予告と場面写真12点が解禁された。
【動画】2人の旅の終点で待つとんでもないサプライズとは? 『パリタクシー』予告編
本作は、崖っぷちのタクシー運転手が、終活に向かうマダムからの依頼でパリを横断するなか、彼女の数奇な運命が説き明かされていく様を笑いあり涙ありで描く感動作。本国フランスで初登場ナンバーワンを記録したほか、第47回トロント国際映画祭スペシャルセレクション部門、第15回アングレーム・フランコフォニー映画祭、第34回パームスプリングス国際映画祭に正式出品された。
パリのタクシー運転手シャルルは、人生最大の危機を迎えていた。金なし、休みなし、免停寸前。このままでは最愛の家族にも会わせる顔がない。そんな彼のもとに偶然、あるマダムをパリの反対側まで送るという依頼が舞い込む。
92歳だというマダムの名はマドレーヌ。終活に向かう彼女はシャルルに「ねぇ、寄り道してくれない?」とお願いをする。彼女が人生を過ごしたパリの街には秘密がいっぱい。寄り道をする度、並外れたマドレーヌの過去が明かされていく。そして単純だったはずのドライブは、いつしか2人の人生を大きく動かす驚愕の旅へと変貌していく…。
シャルルを演じるのは、フランスを代表する人気コメディアンのダニー・ブーン。マドレーヌ役は、最もキャリアの長い国民的シャンソン歌手で、仏最高勲章であるレジオン・ドヌール勲章を受賞したリーヌ・ルノー。実生活でも親交が深い二人が織りなす真実の絆が、観る者の心を温める。
監督・脚本は、『戦場のアリア』でセザール賞脚本賞にノミネートされたクリスチャン・カリオン。エッフェル塔、シャンゼリゼ通り、洒落たビストロなど、もう一人の主人公であるパリのエレガントな美しさに浸れる映像も見逃せない。
60秒予告は、毎年地球3周分走り家族と会う暇もないタクシー運転手シャルルが、老人ホーム行きを決めた92歳のマダム、マドレーヌを車に乗せるところから始まる。パリの反対側まで乗せて欲しいという依頼をいぶかしがるシャルルに、マドレーヌは「隣ならタクシーは呼ばない」と言い放ち、不穏な雰囲気で二人のドライブはスタート。
道中でマドレーヌは「ちょっと寄り道してくれる?最後に生まれた場所を見たいの」と旧家への立ち寄りを依頼。こうして彼女の人生を巡る寄り道が始まり、パリの街に隠された彼女のものすごい過去が明かされていくのだった。そんな波乱万丈な人生を送ってきた彼女を見て「俺の人生は空っぽさ」と吐き捨てるシャルルに、「あなたはこれから羽ばたく。人生はこれからよ」と軽やかに言うマドレーヌ。彼女は一体何者なのか。そして、旅の終点でどんなサプライズが待ち受けているのか―。
場面写真は12点。シャルルとマドレーヌが共に旅をする姿や、パリの美しい街並みなどを切り取っている。中にはマドレーヌの若かりし頃の姿など、彼女の衝撃の人生を予感させる写真も含まれている。
なお本作は、2月17日正午よりムビチケの販売をスタート。2月24日まで、通常1500円のところ、1300円で購入できるタイムセールを実施する。
映画『パリタクシー』は、4月7日より全国公開。