2022年世界で最も稼いだアーティスト、ベスト10発表 ビッグネームがずらり
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現地時間の2月14日、毎年恒例、フォーブスが発表する世界で最も稼いだアーティストベスト10の2022年版が発表された。1位のアーティストは、2億3000万ドル(約310億円)もの収入があったようだ。
【写真】大物がずらり! 2022年世界で最も稼いだアーティストベスト10
1位に輝いたのは、イギリスのロックバンド、ジェネシス。ツアーのほか、過去の楽曲のロイヤリティ収入などで、2022年の1年間で2億3000万ドル(約310億円)を稼ぎ出した。
2位となったのは、イギリスのミュージシャン、スティング。彼は昨年、自身の全楽曲の音楽著作権をユニバーサルに3億ドル(約404億円)で売却したことが話題になったが、2022年だけで2億1000万ドル(約283億円)の収入となった。
3位は、劇作家、脚本家、俳優、映画監督、映画プロデューサーとして活躍するアメリカのタイラー・ペリー。数多く手掛けるテレビ番組や映画のほか、所有するアトランタスタジオからも収入があり、1億7500万ドル(約236億円)を稼ぎ出した。
そして昨年、アルバム『ミッドナイツ』をリリースしたテイラー・スウィフトは、9200万ドル(約124億円)稼ぎ、第9位にランクイン。女性アーティストとして唯一トップ10入りを果たした。『ミッドナイツ』は、Spotifyの記録を更新したほか、レコードの初週の売上が21世紀最高額を記録。昨年最も売れたアルバムとなった。
またテイラーは、「ジ・エラズ・ツアー」の開催を発表し、チケット販売では希望が殺到し取り扱い業者のサイトがパンクするという事態に発展していたが、この収入は2023年に計上されるため、今回の集計に含まれていない。
このほか、昨年自身の制作会社プランBの持ち株を売却したブラッド・ピットが6位に、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が大ヒットを記録したジェームズ・キャメロン監督が8位にランクインしている。
2022年世界で最も稼いだアーティストベスト10は以下の通り
1位 ジェネシス(2億3000万ドル)
2位 スティング(2億1000万ドル)
3位 タイラー・ペリー(1億7500万ドル)
4位 トレイ・パーカー&マット・ストーン(1億6000万ドル)
5位 ジェームズ・L・ブルックス&マット・グレイニング(1億500万ドル)
6位 ブラッド・ピット(1億ドル)
7位 ローリング・ストーンズ(9800万ドル)
8位 ジェームズ・キャメロン(9500万ドル)
9位 テイラー・スウィフト(9200万ドル)
10位 バッド・バニー(8800万ドル)