ヘンリー王子とメーガン妃、自分たちをネタにした『サウスパーク』を訴えず
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ドキュメンタリー公開や自叙伝の発売など、話題に事欠かないヘンリー王子とメーガン妃。アメリカの人気風刺アニメ『サウスパーク』で辛辣なジョークのネタにされ、その挙動に注目が集まっていたが、法的措置は取らないことが明らかになった。
【写真】『サウスパーク』でネタにされたヘンリー王子とメーガン妃
過激な描写や痛烈な社会風刺、ブラックジョーク、有名映画・ドラマのパロディを取り上げるアメリカの人気アニメ『サウスパーク』。この番組で先日、ヘンリー王子とメーガン妃をパロディにしたエピソードが公開された。
このエピソードには「ワールド・プライバシー・ツアー」とタイトルが付けられ、カナダの王子とその妻が主人公として登場する。名前こそ出ないが、王子は赤毛で、その妻は2018年のトゥルーピング・ザ・カラーでメーガン妃が身に着けていたものと全く同じ服装をしている。
カナダ王子と妻は、「プライバシーがほしい」「私たちを見ないで」と書かれたプラカードを掲げながら、世界中を周り、自叙伝を出版し、トークショーにも出演。そして、このアニメの舞台の架空の街「サウスパーク」に居を構えるが、そこでも「プライバシーを尊重して」と横断幕を掲げながら大騒ぎをして周囲との軋轢を生む様子が描かれる。
ヘンリー王子夫妻はこれまでタブロイド紙を相手取り訴訟を起こしていることから、夫妻がアニメに対する法的措置を取るのではないかと見る向きがあったが、どうやら考えすぎだったようだ。Peopleに対し、夫妻の代理人が声明を発表し、「はっきり言ってナンセンス。まったく根拠のない、つまらない報道です」とこれを否定したそうだ。