フジテレビ4月期番組改編で新ドラマは6作 注目は9年ぶり月9主演・木村拓哉『風間公親-教場0ー』
フジテレビ4月番組改編記者発表会が6日、同局にて行われ、立松嗣章編成制作局長、中村百合子編成制作局編成センター局長職兼室長兼編成部長、片山正康広報局広報宣伝部長、各番組制作担当者、司会の井上清華アナウンサーが出席した。
【写真】井上清華アナウンサー、フジテレビ4月番組改編記者発表会に登場
4月改編のテーマは「楽しいで ぬりかえろ!~フジテレビスピリッツ~」。ゴールデンで8本、プライムで11本、全日で26本の新番組がスタート。改編率は全日で28.8%と、昨年の同時期の倍以上という数字になった。立松編成制作局長は「今回の改編、とにかく話題が作れるコンテンツ、世の中をバズらせることができるコンテンツということで頑張りたい」と意気込みを語っていた。
なかでも大きな話題となっているのが、「フジテレビ開局65周年特別企画」と銘打たれた月9ドラマ『風間公親-教場0-』だ。これまでSPドラマ『教場』シリーズとして2020年、2021年に放送された作品が、満を持しての連ドラ化。主演の木村拓哉にとって、2014年放送の『HERO』第2シーズン以来、9年ぶりの月9主演となる。
渡辺恒也プロデューサーは「木村さんのバディとなる新人刑事として新垣結衣さん、北村匠海さん、白石麻衣さん、染谷将太さんら豪華なメンバーが発表されていますが、豪華すぎてスケジュール調整が大変なんです」と苦笑いを浮かべると、「みなさん木村さんとは初共演なのですが、初回からバディという概念から外れるような新しいつくり方をしています」と期待をあおる。
その他、火曜23時に「火ドラ★イレブン」の新ドラマ枠を新設。民放連続ドラマ初主演となる桜井ユキが、ホストクラブのオーナー役として出演する『ホスト相続しちゃいました』がスタートする。中村編成部長は、編成戦略として「コア視聴者を中心に、個人に広がるタイムテーブルを作り出すこと。そこから地上波配信でボーダレスに強いコンテンツを作り出す」と挙げると、「多様性に溢れた6つのドラマになっています」と自信をのぞかせていた。