『ジュラシック・ワールド』サム・ニール、ステージ3の血液ガンを公表
『ジュラシック・ワールド』シリーズなどで知られる俳優のサム・ニール(75)が、血液ガンのひとつ、血管免疫芽球性T細胞リンパ腫を患っていることを公表した。寛解したが、今後も化学治療を続けるという。
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自叙伝『Did I Ever Tell You This?(原題)』のプロモーションのため、The Guardianのインタビューを受けたサムが明かしたもの。昨年3月に、『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』のプロモーションを行っていた際、リンパ腺が腫れているのに気が付き、ステージ3の血管免疫芽球性T細胞リンパ腫と診断されたそうだ。
当初彼は化学療法を受けたものの上手くいかず、別の薬に切り替えた結果、この薬が効いたようだ。ガンは寛解しているが、この治療は今後も続けていくという。
サムは「死ぬことは怖くありませんが、でも煩わしいです。あと10年か20年くらい生きたいです。素敵なテラスを作りましたし、オリーヴやイトスギも植樹したので、大きくなるのが見たい。それに、僕には小さな孫がいます。彼らが成長する姿が見たいです。だけど死については、そこまで気にかけることはありません」と述べたという。
サムは昨年、『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』でオリジナルキャストのローラ・ダーンやジェフ・ゴールドブラムらと共演。本作は世界で10億ドル(約1320億円)以上の興行収入を記録した。この後、『ビッグ・リトル・ライズ』や『ナイン・パーフェクト・ストレンジャーズ』の原作者として知られるリアーンモリアーティの小説をテレビドラマ化する『Apples Never Fall(原題)』で、アネット・べニングと共演することが分かっている。