『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』 約30年ぶり、サム・ニールとローラ・ダーンが再会
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映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』より、サトラー博士(ローラ・ダーン)とグラント博士(サム・ニール)の約30年ぶりの再会シーンを切り取った本編映像が解禁された。
【動画】アラン・グラント博士とエリー・サトラ―博士が再会 『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』特別映像
巨匠スティーヴン・スピルバーグが“恐竜”に命をふきこんだ『ジュラシック・パーク』、そして『ジュラシック・ワールド』シリーズ。本作は、この累計5000億円以上の世界興行収入を記録している「ジュラシック」シリーズの最新作にして完結編となる。
前作に引き続き、主人公オーウェン役にクリス・プラット、そしてヒロインのクレア役にはブライス・ダラス・ハワードが続投。先日解禁された最新予告では、『ジュラシック・パーク』シリーズで活躍したサム・ニール演じるアラン・グラント博士、ローラ・ダーン演じるエリー・サトラー博士、前作でカムバックしたジェフ・ゴールドブラム演じるイアン・マルコム博士といったレジェンドキャラクターたちも登場し、さらには新キャラクター&新恐竜たちの姿も明らかとなった。
今回解禁となった映像は、発掘現場のテントを訪れたサトラー博士(ローラ)に、グラント博士(サム)が子どもやパートナーについてなど近況を聞くシーンからスタートする。
『ジュラシック・パーク』時には恋人だった2人だが、『ジュラシック・パーク III』ではお互いに交流はあるものの、サトラー博士は別の男性と結婚していた。その後は別々の人生を送っていたようで、夫の近況について聞かれると「別れた」とあっけらかんと答えるサトラー博士の姿も。
それに対して「そうか。残念だな」とグラント博士が申し訳なさそうにすると、「いいのよ。元の自分と仕事に戻れたから」「最高よ。また独り暮らし」「アラン・グラントと同じ」とサトラー博士。しかし、グラント博士は寂しそうに「孤独だよ」とつぶやくと、「エリー、わざわざ近況を伝えに来たのかい?」と、久々の再会には理由があることを予感させる質問を投げかけるのだった。
「ジュラシック」シリーズにおいて伝説とも言える2人が、シリーズ1作目『ジュラシック・パーク』で登場したのは、モンタナ州の発掘現場。本作で2人が再開を果たすシーンは、<ジュラシック・パーク>の生みの親であるジョン・ハモンドが訪れ、2人をパークへと連れていき、物語が大きく動き出した1作目を連想させる場所でもある。
再び共演した感想について、ローラは「素晴らしかったわ! 映画って、言わば大学時代の経験みたいなものよ。だから、まるで25年前に大学でいっしょだった人たちと再会したような気分だった。クリエイティブな経験を通した再会っていう感覚はとっても不思議で、仕事の中で何人かとそんなことを共有できたのは幸運だったわ。サムみたいな素晴らしい旧友と再会して、また共演する機会を持てるなんて、自分の身体をつねったくらいよ」と喜びを明かした。
一方のサムも「ローラとはいつもほんとにうまく行くし、共演するのは実に楽しいよ。だから、本作で再会できて大喜びしたね。彼女は大親友で、俳優としては素晴らしく達者だし、想像力豊かだし、生き生きして、演技を感じさせない。彼女と1度のみならず3度も共演するという恩恵にあずかったのは、私の人生の大いなる喜びだね」と話している。
映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』は、7月29日より全国公開。