TKO、渡部建とは「言葉はなくても、通じ合うものが」 “炎上タレント”見る目に変化
再出発を切ったお笑いコンビ・TKOの2人が9日放送の『ABEMA的ニュースショー』(ABEMA)に出演。同じ炎上芸人であるアンジャッシュ・渡部建と仕事で一緒になった際のエピソードを明かした。
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この日の番組では、再出発を切ったお笑いコンビ・TKOがコンビそろって登場。「ゼロからのスタート」を誓った木本武宏は「いろいろあった時に、支えていただいたのは千原ジュニアさん」と語り、相方の木下隆行も「“3人目のTKO”ということで、本当に我々感謝しております」と、番組MCを務めるお笑い芸人の千原ジュニアへの感謝の気持ちを伝えた。
番組では、そんなTKOが先日競輪のイベントステージに登場し、“自虐ネタ”を連発した話題を紹介。木本は「登場してあいさつ代わりに頭を下げると、それだけで爆笑が起きるんですよ」と自らをあざけると、木下も「最前列にいたお客さんは、ずっとペットボトルを投げるフリをしていた」と笑いを交えてコメントした上で、「自虐ネタでウケてくれるので、今はそれで上手いこといっていて、助かってる」と振り返った。
このような自虐ネタの解禁タイミングについて、ネット炎上に詳しい専門家は「不祥事のペナルティは法律では決まっているが、人の感情はそれがない。時効は、人々が忘れるまで。他者に大きい迷惑をかけた場合は、自虐ネタにしない方が受け入れられやすい」と見解を示すと、ジュニアは「許されない人と、許される人がいるよな…」と複雑な表情を見せた。
また、「いま炎上されている方を見る目も変わってくる?」と話を振ると、木下は「お互いに気持ちが分かっているので、顔を合わせたらゆっくりうなずきます」と語り、木本は「先日、アンジャッシュの渡部くんと同じ現場になった。お互いに言葉はなく、ただ見つめ合いながら、『大変やな』『大丈夫か?』と心でキャッチボールをしていた。たぶん、動物の会話ってああいう感じなんやなって思った。言葉はなくても、通じ合うものがある」と思わぬ発見を告白していた。
『ABEMA的ニュースショー』はABEMAにて毎週日曜12時放送。