飯塚健監督の演出・脚本・選曲で贈る『コントと音楽』第5弾、7月開催 出演に中川大志、柄本時生ら決定
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映画監督・飯塚健の演出・脚本・選曲による会場一体型エンターテインメント『コントと音楽』の第5弾「楽園はどこだ」が、7月に開催されることが決定。キャストに中川大志、柄本時生、夏子、関めぐみ、山中聡を迎え、日常に潜む「以前と以後」をテーマにした物語を届ける。
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超至近距離で繰り広げられるストーリー、迫力の生演奏と歌で構成された「芝居×食×音楽」の会場一体型エンターテインメント『コントと音楽』。2019年よりモーション・ブルー・ヨコハマでスタートし、2021年のvol.3からは東京・丸の内にあるライブレストランCOTTON CLUBに会場を移して開催している。
毎回、異なるテーマとキャストで、さまざまな物語を描いてきたが、今回のvol.5「楽園はどこだ」では、変わったもの、そして変わらないものは何か、日常に潜む「以前と以後」をテーマにしたマルチアングル・ストーリーを届ける。中川大志、柄本時生、関めぐみ、夏子、山中聡という個性派俳優陣が演じ分ける数々のConte(場面)は、笑いに加え、巧みな演出の連続で気がつけば予想をくつがえすエンディングへと着地していく。
演出・脚本・選曲の飯塚は「観に来てくださる皆さんのおかげで企画が育っております。 映画と演劇ではやれないこと、ライブショウ『コントと音楽』、早いもので第五弾です」と同企画への手応えをにじなせる。
続けて、vol.5「楽園はどこだ」について「今作は『以前と以後』をテーマに選びました。例えば原始時代、人類で初めて誰かが火を熾すことに成功した日。もちろん、どういう過程で辿り着けたのか興味深い。だがそれよりも、私はその翌日の空気が気になる。 昨日まではなかった火。火という概念。温度。絶対に火傷したであろう当の本人は、火を熾した事実を公にしたのか。そもそも、熾した場所が既に公の場だったのか。その場合、すぐさま真似するヤツが出る。となれば、マージン寄越せとなる。まさにこれが人類が初めて特許を意識した瞬間かも知れない。 なんて、以前以後。近い話なら、コロナが蔓延した以前以後。異国でミサイルが飛び交う以前以後。変わった何かと、変わらない何か。そんな物語を紡ごうと思っています」と説明。そして「魅惑のキャストとミュージシャンによる芝居と歌、そして食。三位一体をぜひ体験にいらしてください。コットンクラブでお待ちしております」とメッセージを送っている。
『コントと音楽』vol.05「楽園はどこだ」は、7月20日~30日(※24日は休演)まで東京・丸の内COTTON CLUBにて開催。