リサ・マリーさんの遺産を巡り、プリシラ・プレスリーとライリー・キーオが和解
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今年1月に亡くなったエルヴィス・プレスリーの愛娘リサ・マリー・プレスリーさんの資産を巡り、遺言に異議を申し立てていた母プリシラ・プレスリー。リサ・マリーさんの娘ライリー・キーオとプリシラの間で和解が成立したことがわかった。
【写真】母プリシラ&リサ・マリーさんと3人の娘たち
Peopleによると、現地時間5月23日にロサンゼルスの裁判所で審問が行われ、プリシラの弁護士が「両者が和解に至りました。一家は喜んでいます」と発表。「皆がハッピーです。一丸となり、将来に希望を抱いています」と述べたそうだ。一方ライリーの弁護士も「気に入らなければ、ライリーは和解に合意しなかったでしょう」と話したという。
リサ・マリーさんはエルヴィス・プレスリーの一人娘で、今年1月に54歳の若さで急逝した。遺体は父の眠るグレースランドに埋葬されたが、葬儀の直後に遺産を巡りプリシラとの間に確執があることが発覚した。
法廷に提出された文書によると、リサ・マリーさんは1993年に遺言を作成した後、2010年にプリシラと元ビジネスマネージャーのバリー・シーゲルを受託者に加えるよう変更。しかしリサ・マリーさんの死後、2016年に彼女が両者を外し、娘のライリーと長男のベンジャミン(2020年に逝去)、4度目の結婚でもうけた14歳の双子ハーパーとフィンリー・ロックウッドのみを受託者とすると修正していた事がわかった。
これを受け、プリシラは2016年の修正版は信憑性と有効性に疑問があるとし、2010年の修正版が有効であると、ロサンゼルスの高等裁判所に対し異議を申し立てていた。
リサ・マリーさんには、エルヴィスが暮らしたグレイスランド邸の権利と、資産管理団体「エルヴィス・プレスリー・エンタープライズ(EPE)」の株式15%、そして生命保険信託が少なくとも3500万ドル(約48億円)あるという。