プリシラ・プレスリー、死後エルヴィスの近くに埋葬されることを許可される
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今年1月に亡くなったエルヴィス・プレスリーの愛娘リサ・マリー・プレスリーさんの資産を巡り、遺言に異議を申し立てていたエルヴィスの元妻プリシラ・プレスリー。この度、正式に孫のライリー・キーオが母の遺産の単独の受託者となったことをうけ、希望していたグレースランドへの埋葬が許された。
【写真】プリシラ・プレスリー&リサ・マリーさんと3人の娘たち
プリシラによる異議申し立てを受け、5月にライリーと彼女の間で和解が成立。この度ロサンゼルスの裁判所がこの同意内容を認め、ライリーが正式に単独の資産管財人となった。
Peopleが入手した法廷文書によると、「彼女の権限の範囲内で、ライリーは、プリシラが死後グレースランドのメディテーションガーデンに埋葬されることに同意する」と書かれているという。埋葬場所は、現在エルヴィスのそばにある墓を移動しない範囲で、彼の墓に一番近い位置とされたそうだ。プリシラは、自分の死後、エルヴィスの隣に埋葬するよう望んだが、エルヴィスは両親と並んで永眠しているため議論の余地なく断られたとされていた。
これまでの報道によると、リサ・マリーさんの遺産には、エルヴィスが暮らしたグレイスランド邸の権利と、資産管理団体「エルヴィス・プレスリー・エンタープライズ(EPE)」の株式15%が含まれており、また生命保険信託が少なくとも3500万ドル(約49億円)あるという。プリシラはまた、特別アドバイザーとして残り、毎月報酬を得ることも認められたようだ。
一方ライリーは、現地時間8日に公開されたVanity Fairのインタビューで、一連の騒動について自分の口でコメントしている。
「母が亡くなったとき、私たちの生活のあらゆる側面で多くのカオスが生じました。足元が揺らぎ、地面が崩れたように感じました」「どうしてよいか分からず、皆が少しパニックになりました。すごく複雑でしたから、状況を判断するのに少し時間がかかったのです」と語り、「私たちは家族ですが、大きなビジネスもはらんでいます。ですから、明確にする必要があったのです」と述べ、祖母との関係は以前の状態に戻ったと明かしたそうだ。