プリシラ・プレスリー、娘リサ・マリーさんの遺産を巡り和解金として100万ドルを受け取ることに
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今年1月に亡くなったエルヴィス・プレスリーの愛娘リサ・マリー・プレスリーさんの資産を巡り、遺言に異議を申し立てていたエルヴィスの元妻プリシラ・プレスリー。先月リサ・マリーさんの長女ライリー・キーオと和解したが、この和解でプリシラが受け取る一時金が100万ドル(約1億4000万円)に及ぶことがわかった。
【写真】プリシラ&リサ・マリー・プレスリーさんと3人の娘たち
リサ・マリーさんはエルヴィスとプリシラの一人娘で、今年1月に54歳の若さで急逝した。遺体は父の眠るグレースランドに埋葬されたが、葬儀の直後に母のプリシラが、娘の遺産の受託者から外されていたことを知り、これを不服としてロサンゼルスの高等裁判所に対し異議を申し立てていた。
これまでの報道によると、プリシラはリサ・マリーさんの長女ライリーと5月に和解し、ライリーが単独の資産管財人となり、プリシラは一時金を受け取ることで合意したとされていた。また、信託財産の1/9をプリシラの息子でエルヴィスとは血縁関係のないナバローネ・ガルシアが獲得、残りをライリーと14歳の双子の妹ハーパーとフィンリーで分割することになったという。
Peopleが入手した裁判所文書によると、この和解でプリシラに支払われる一時金は100万ドル(約1億4000万円)で、このほか弁護士費用と諸費用として40万ドル(約5700万円)をライリーが支払うという。またライリーは、生命保険金を受け取ってから10日以内にプリシラに支払うよう明記されているようだ。
リサ・マリーさんの遺産には、エルヴィスが暮らしたグレイスランド邸の権利と、資産管理団体「エルヴィス・プレスリー・エンタープライズ(EPE)」の株式15%が含まれており、また生命保険信託が少なくとも3500万ドル(約49億円)あるという。タイムズによると、「エルヴィス」ブランドは毎年1億ドル(約141億円)もの収益を生み出しているそうだ。