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ヴァル・キルマーさん、AI技術で新作映画に出演 「彼が望んでいたこと」 出演料は遺族に

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ヴァル・キルマーさん、AI技術で新作映画に出演(写真は2019年)
ヴァル・キルマーさん、AI技術で新作映画に出演(写真は2019年)(C)AFLO

 「トップガン」シリーズのアイスマン役で知られ、昨年4月に亡くなったヴァル・キルマーさんが、生成AI技術を用いて、新作映画『As Deep as the Grave(原題)』に出演していることが分かった。

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 Varietyによると、キルマーさんが演じるのは、カトリックとネイティブアメリカンの信仰を併せ持つ、アメリカ南西部の精神的指導者フィンタン神父。2020年に同作に出演が決まっていたものの、喉頭がんの病状が悪化し、撮影に参加できなかったという。

 監督・脚本を務めたコエルテ・ヴォーヒーズは、「この役を演じて欲しいのは彼だった。彼を中心に構想し、彼のネイティブアメリカンの血筋や、南西部への愛とつながりが反映された作品となっている」と語る。

 監督はまた、キルマーさん本人が出演を熱望していたことを遺族から聞かされたと述べ、「物議を醸すかもしれないが、ヴァルが望んでいたことだ」とコメント。遺族の協力を経て若い頃の写真や晩年の映像を使用し、生成AI技術で彼の人生の様々な時代を再現。喉頭がんの治療で変化した声も使用し、結核を患ったキャラクターに活かしたそうだ。全米映画俳優組合(SAG)のガイドラインに従い、遺族に出演料が支払われたという。

 映画『ドアーズ』や『バットマン フォーエヴァー』などで知られるキルマーさんは、『トップガン マーヴェリック』(2022)でアイスマン役を再演した際、Sonantic社と提携しAI技術を用いて音声を再現。当時彼は、「自分の物語を、本物らしくなじみのある声で語る機会を得たことは、この上ない特別な贈り物です」と語っていた。

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