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『リブート』脚本家が描くのは「究極の夫婦愛」 200%当て書き・鈴木亮平だからこそできた“ギリギリ”表現

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ドラマ『リブート』場面写真
ドラマ『リブート』場面写真(C)TBS

 俳優の鈴木亮平が主演を務めるドラマ『リブート』(TBS系/毎週日曜21時)より、脚本を手掛ける黒岩勉のインタビューが到着。本作で描きたかったテーマや、撮影現場での裏話、最終章に向けての見どころなど、脚本を手掛けた黒岩ならではの視点で、本作の魅力を余すところなく語った。

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 本作は、嘘と真実が入り乱れ、日曜劇場史上類を見ない怒とうのスピードで展開する“エクストリーム・ファミリーサスペンス”。妻殺しの罪を着せられた平凡なパティシエが、事件を捜査している刑事に顔を変え、真実を追い求める様を描き出す。脚本の黒岩は、『マイファミリー』、『ラストマン‐全盲の捜査官‐』、『全領域異常解決室』などの作品で知られる。

■“リブート=なり代わり”を手段に描くのは「究極の夫婦愛」

――今作は完全オリジナル脚本、構想に3年を費やしたとのことですが、この物語の着想のきっかけをお教えください。

 今回もご一緒しているプロデューサーの東仲恵吾さんと、『ラストマン‐全盲の捜査官‐』の時に、次のドラマの話をしていたところから、構想が始まりました。

 『ラストマン〜』もそうだったのですが、日曜劇場では“家族愛”が必要なテーマの一つだと思っていて、『ラストマン〜』では“兄弟愛”を描きました。じゃあ次は…となった時に、東仲さんとお互いに「究極の夫婦愛」みたいなものを描きたいですねという話になりました。

 とはいえ、「究極の夫婦愛」と言ってもいろいろ描き方があります。それを考えていて、僕の中でもともと、誰かが誰か別の人になる“なり代わり”というのにすごく興味があったので、目的は「夫婦愛」で、手段の一つとして「なり代わり」という構想が浮かびました。

――3年という長い期間の中で、どのように作品が出来上がっていったのでしょうか?

 今回、“熱量の高い”作品にしたいなと思っていました。昔で言えば任侠映画のようなものを目指したいと考えたのですが、今の時代に置き換えると、よりリアリティがあるのは「裏社会」を描くことだと思いました。

 そこで、2年ぐらいかけてリサーチをしました。その中で、マネーロンダリングの話や、トー横キッズ(新宿・歌舞伎町の新宿東宝ビル周辺にたむろする若者たち)の話が出てきたりして、いろいろと肉付けされていった感じです。警察官が裏切っていたという実話もありました。マネーロンダリングの組織も実在していて、合六(亘/演:北村有起哉)の会社・ゴーシックスコーポレーションは、実際に立件された組織がモデルになっています。

 ただ、いろいろな展開はあっても、全ては“夫婦愛”に行き着くための手段であって、「究極の夫婦愛」を描くためのものです。広く言えば“家族愛”の話でもあります。それぞれが家族のために信念を持って戦っている人たちの物語で、最初は悪に見えていても善に見えたり、善と悪が入り乱れて戦っている感じです。

 でも、視聴者の方には、テーマとかはあまり気にせず面白く見ていただけたらいいなと思います。

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■「200%当て書き」鈴木亮平だからできた“パティシエ”というキャラ設定

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