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『リブート』脚本家が描くのは「究極の夫婦愛」 200%当て書き・鈴木亮平だからこそできた“ギリギリ”表現

ドラマ

■「200%当て書き」鈴木亮平だからできた“パティシエ”というキャラ設定

――主演の鈴木亮平さんとは『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』以来のタッグとなります。鈴木さん自身の印象をキャラクターに反映させた部分などはあるのでしょうか?

 亮平さんに関しては今回200%、完全に当て書きです。まず脚本の全体構成やプロットをお渡しして、実際に演じてくださることになってから、キャラクターの設定なども決めていきました。

 パティシエという設定にしたのも、亮平さんに決まってからですね。もともとは役所の職員とか、どちらかというと中庸な設定も考えていたのですが、キャスティングが決まってから「亮平さんだったらどういう設定にしようかな」となって、完全に当て書きで、パティシエになりました。

――鈴木さんのどのようなところが、パティシエという設定につながったのでしょうか?

 もともと、亮平さんが甘いものが好きとおっしゃっていたのもあったのですが、亮平さんを見ていて、何となく“動きがある”方がいいなと思ったんです。

 事務職のようなキャラクターよりも、亮平さんだったら器用だし、すごく練習もしてくださるだろうなと思ったので、じゃあどういう職業がいいかなと考えた時に、パティシエが浮かびました。今回ものすごくハードな、厳しい世界をずっと描いていくので、一つだけ、ホッとする瞬間や優しくなれる瞬間のような象徴として、スイーツとか甘いものが対極にあるといいな、と。

■「素晴らしかった」――戸田恵梨香への信頼、永瀬廉への期待

――幸後一香役の戸田恵梨香さんについては、どのような印象をお持ちですか?

 亮平さんも戸田さんも、今回一人二役を演じられていて、複雑な役で難しかったと思います。第8話でもお分かりいただけたと思うのですが、一香はずっと嘘をついて二面性を隠しながら、途中で“夏海を殺した犯人だ”と思っていたら、今度は“夏海だったんだ”となったり。

 とてもハードルが高いと思いますし、ともすればキテレツな設定なんですけど、それにリアリティを持たせてちゃんと感情移入ができる人を演じていただけるんじゃないかな、という信頼は、最初からすごくありましたね。亮平さんに対してもそうです。

 結果、素晴らしいですからね。本当に、第8話の演技を見ていて、びっくりしました。でも、第9話・第10話はさらに圧巻ですので、楽しみにしていただきたいです。

――冬橋航役の永瀬廉さんについては、いかがですか?

 冬橋は、僕は好きなキャラクターです。もちろん、全部好きなキャラクターなのですが、今回リサーチしていて、トー横キッズなどについても知っていく中で、家出している少年少女や、闇バイトに絡む若者たちについても描きたいなと思ったんです。

 冬橋は子どもを支援するNPO法人の職員なのですが、すごく影があるキャラクターなんですよね。永瀬さんはもちろんキラキラしているのですが、何となく、ちょっと影のある感じの役を演じていただけたら面白いんじゃないかな、というのがありました。

 あとは“すごく悪い人”というのもいいな、と。冬橋はいろいろな一面を持っている人で、前半は暴力的でちょっと怖いイメージがあったと思うのですが、そういう役柄はあまり永瀬さんはやったことないような気がして、面白いんじゃないかなと思いましたね。

 あとは、アクションシーンもしていただけたら面白いなと思っていたのですが、結果、やはり素晴らしかったですね。この後、見ていただければ分かると思います。

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■撮影現場でも執筆した最終章「ここから本当の『リブート』が始まります」

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