杉野遥亮、働きすぎの日本人に提案「週休4日くらいでいいんじゃないかな」
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俳優の杉野遥亮が5日、都内にて開催されたドラマ『ばらかもん』制作発表に、宮崎莉里沙、綱啓永、中尾明慶、遠藤憲一と共に出席。日本人は働きすぎだと感じた杉野が、「週休4日くらいでいいんじゃないかな」と語る場面があった。
【写真】書道の腕前に自信あり? 杉野遥亮、短冊に書いた願いを紹介
ヨシノサツキの同名漫画を実写化する本作は、書道だけを支えに孤高に生きてきた都会育ちの青年書道家が、長崎県・五島列島で出会った島民たちとの交流を通じ、書道家として、そして人間としても成長していくハートフル“島”コメディー。『ばらかもん』とは、五島列島の方言で“元気者”を意味する。
ゴールデンプライム帯連続ドラマ初主演となる杉野は「やっぱり初主演ということもあって、すごくいろんなことを意識してしまって。『座長ってどういなきゃいけないのかな』とか『良い作品にするためには』とか、自分でどんどん重くしてしまったりしているところがあった」と吐露。
続けて、「横にいる、なる(宮崎が演じる役名)がすごい撮影を頑張っていたりとか、スタッフさんが真剣に声を出してやってくれている姿とかを見ていく中で、『自分でやることを頑張ればいいや』みたいな、すごくフラットな気持ちでいれて、そういう空気づくりをしてくれている皆さんに感謝しながら、今、進められている感じがして、思っていたよりもフラットな気持ちでいます」と現在の心境を語った。
また書道家を演じた杉野について、遠藤は「杉野くんが天才的に字を書くんだよね。自分でも思うでしょ。『ちょっと俺、天才かな』って」と書道の腕前を褒めつつ質問。杉野は「どちらかというと才能はあるかなとは思っています(笑)」と認めていた。
七夕が近いことから、キャスト陣が短冊に書いた願いを紹介する場面では、杉野が「スローライフ」と回答。「ふと『日本人って働きすぎじゃないかな』と思って。週休4日くらいでいいんじゃないかなと思ったりした時に、この作品は新しい提示をしているんじゃないかと。そういった意味でちょっと主人公に憧れたりとか、色々考えたんですよ。『週休4日』とか『自由』とか色々考えたんですけど、この作品にもかけて、この字を選ばせていただきました」と説明した。
さらに杉野は、この日を持って五島市のふるさと大使に就任。委嘱状を授与され「このドラマが放送されることによって、五島が盛り上がればいいかなという気持ちはやっぱりあります。僕も五島にいる最中はいっぱいいろんなところでお金も払いましたし、神社にもお賽銭をたくさん入れてきたし(笑)」と笑いを誘いつつ、「ちょっとでも五島市が魅力的に映ったり広まっていけばいいなと思っています」と伝えた。
ドラマ『ばらかもん』は、フジテレビ系にて7月12日より毎週水曜22時放送(初回15分拡大)。