島崎和歌子、約14年ぶりにTBS連ドラ出演! 『Maybe 恋が聴こえる』でヒロインを支えるシングルマザー役
■島崎和歌子
――娘役の大和さんと岸本さんは今作で女優デビュー。共演されてみていかがですか。
おふたりとも『私が女優になる日_』プロジェクトで修業されていて、ドラマの現場で「本番です!」って言われても動じずお芝居をされているのがすごいなと感じました。私がデビューしたときはまだフィルムを使った撮影方法が残っているような時代だったので絶対にNGは出せなくて、緊張してしまうこともあったのですが、彼女たちは生まれたときからスマホやデジカメがあって撮られ慣れているのでしょうか。常に自然体でいられるのは強みだと思います。
――ご自身にとって、約14年ぶりのTBSドラマへの出演となります。
私はバラエティの仕事が多いのですが、今回お声がけいただいてうれしかったです。大和さんが徳島県の出身で、私も同じ四国・高知県の出身なんですけど、ドラマの中で私たち親子は徳島に住んでいる設定なんですね。そのためセリフで徳島弁を使うのですが、これが難しい! 同じ四国といっても土佐弁と徳島の言葉は全然違うから発音がなかなか覚えられずで・・・苦労しています(笑)。
ドラマの現場ではスタッフさんがどう動いてどんなセッティングをしているのかを見るのも好きですね。大和さんや、若いスタッフさんたちの成長を見ていると、自分もそうやってきたな、と思い出すことも多くて感慨深いです。この作品が終わったとき、みんながもっと自信をつけて違う作品につなげてくれればいいなと思います。
――“夢に向かって諦めずに突き進む”というこのドラマのテーマをどう感じますか。
今は選択肢がすごくたくさんあって、ありすぎて逆に自分が何をしたいのか選べなくなることも多いと思うんです。「夢がわからない」「やりたいことがない」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
そんな中でも、好きなものの中から自分が興味のあるものを突き止められると、少しは人生楽しくなるんじゃないかなと思います。
――どんな人たちにこのドラマを見てほしいですか。
蕾未たちと同世代の若い方たちには共感しながら見ていただきたいですし、大人の方にも“昔こういう感じあったな”とか、同世代の子と切磋琢磨して“あの子には絶対負けない!と思ったな”と懐かしんで見てもらえたらうれしいですね。“こういうことがしたかったな”と眩しく思いながらでも楽しいと思いますし、胸キュンは楽しい! そして娘2人の成長過程をぜひ見ていただきたいなと思います。
――『オールスター感謝祭’23秋』に、大和さんと橋本さんの出演が決まりました。
2人にはぜひドラマを背負って、みんなにドラマを知ってもらえるように全力で参加してもらいましょう(笑)。