ジュリエット・ビノシュが元パートナーのブノワ・マジメルと20年ぶりの共演! 映画『ポトフ 美食家と料理人』場面写真解禁
関連 :
ジュリエット・ビノシュが主演する映画『ポトフ 美食家と料理人』より、ビノシュ演じる天才料理人とブノワ・マジメル演じる美食家の愛と喜びにあふれる場面写真が解禁された。
【写真】カンヌ国際映画祭・最優秀監督賞受賞! 映画『ポトフ 美食家と料理人』場面写真ギャラリー
本作は、『青いパパイヤの香り』でカンヌ国際映画祭カメラ・ドール、『シクロ』でヴェネチア国際映画祭金獅子賞を受賞したトラン・アン・ユン監督の7年ぶりとなる最新作。料理への情熱で強く結ばれた美食家と料理人の愛と人生を味わう物語を描く。新たなるグルメ映画の金字塔として、カンヌ国際映画祭最優秀監督賞を受賞し、第96回アカデミー賞国際長編映画賞フランス代表に選出された。
19世紀末、フランス。ベル・エポック時代では新たな文化が繁栄し、美食もまた芸術のひとつとして追求された。森の中に佇む美しいシャトーに暮らす有名な美食家ドダン(ブノワ・マジメル)と、天才料理人ウージェニー(ジュリエット・ビノシュ)は、究極のメニューを次々と作り出す。長い間、深い絆と信頼で結ばれてきたふたりだったが、プロとして自立するとともに自由を尊ぶウージェニーは、ドダンの求婚を断り続けてきた。そこでドダンは人生初の挑戦として、全て自分の手でつくる渾身の料理を最後のプロポーズとしてふるまうが…。
今回、そんなふたりの長年の愛と喜びにあふれる場面写真や、厨房での料理シーン、そして三つ星シェフのピエール・ガニェールが完全監修した料理の写真が一部公開された。
先日行われた東京国際映画祭のマスタークラスにおいて、ユン監督はふたりの起用について聞かれ、「ジュリエット・ビノシュは昔からの知人。エージェントが同じなため、早い時期に今回の映画を作ろうとしていると話が彼女の耳に入っており、最初からプロジェクトに関わってくれた人です。一緒にやろうねという約束もしていました。ブノワ・マジメルの方は、どちらかというと後半に合流してくれた感じです」と話す。「ジュリエットとブノワはパートナーとして子供も授かったが、20年前に別れて以来、一度も共演する機会を持っていません。私のブノワを出したいというアイデアに関しては、『ひょっとしたらブノワは受けてくれないのではないかしら』と、ジュリエットはちょっと不安に思っていたようですが、私自身がブノワにオファーをするとブノワは即快諾をしてくれました。しかも撮影現場ではとてもよい雰囲気がふたりの間に流れていました。本当に意外なような、びっくりするような雰囲気が現場では流れていたのです」と共演の経緯と現場の雰囲気について振り返った。
映画『ポトフ 美食家と料理人』は、12月15日より全国順次公開。