『フレンズ』レイチェル、フィービー、ロス役がチャンドラー役マシュー・ペリーさんを改めて追悼「マッティ、とても愛している」
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『フレンズ』のチャンドラー役で知られるマシュー・ペリーさんが亡くなったことを受け、共演したレイチェル役のジェニファー・アニストン、フィービー役のリサ・クドロー、ロス役のデヴィッド・シュワイマーが改めて追悼メッセージを公表した。
【写真】ジェニファー、リサ、デヴィッドがシェアした写真
ジェニファーはインスタグラムを更新し、ドラマの撮影中に撮られた写真と、2人の間でやり取りされたメッセージのスクリーンショットを公開。
「マッティに別れを告げなくてはならないなんて、これまで経験したことのないような感情の渦に飲み込まれました」。「この2週間、2人でやり取りしたメッセージを見返して浸っています。笑っては泣いて、そしてまた笑っています。これからも、ずっとそうするでしょう」とコメント。
そして「マッティ、とても愛している。今は痛みから解放されて、完全に穏やかでいることでしょう」と綴り、チャンドラーの口ぶりを真似てこう締めた。「毎日あなたに話しかけているけれど、時々『クレイジーだよね?』と声が聞こえるような気がする。わたしの弟、安らかに眠って。あなたはいつも私の一日を良い日にしてくれた」
リサもインスタグラムにて2人で撮影した古い写真を公開。パイロット版の撮影で知り合った後、すぐに意気投合したことを振り返り、彼と過ごした日々に感謝した。「毎日、あなたが言った言葉に、お腹が痛くなるほど、涙が出るほど笑わせてくれて、ありがとう。6人それぞれとオープンに接してくれてありがとう。歩み寄ってくれたんだと思う」。
そして彼が依存症と闘っていたことに触れ、「体調が悪いときも撮影にやってきて、それでも聡明でいてくれてありがとう。最高の10年間をありがとう。私を信頼してくれてありがとう」と綴り、最後にもう一度、「ありがとう」と締めくくった。
デヴィッドはドラマのシーズン5に登場するエピソード『それぞれの感謝祭』から、2人のツーショットを公開。「マッティ」と書き出し、「笑いとクリエイティブさに満ちた素晴らしい10年をありがとう」とコメント。彼のコメディ俳優としての才能を称え、「君は自分の意を込めることで、セリフを完全にオリジナルで、思いもよらないほどに面白く、それでいて新鮮さを失わないものにすることができた」と綴る。
「それに、君には心があった。それゆえ君は寛大で、おかげで僕ら6人は他人から家族になることができた」「この写真は、大切な思い出の一つ。今これを見て、笑顔になると同時に、悲しみに暮れる」と続け、チャンドラーの口癖を引用し、「空を見上げ想像するよ。君がどこかで同じ白いスーツを着て、ポケットに手を入れ、周囲を見回してこう言っているところを。…こんなに雲ばかりなんてことある?」と記した。
『フレンズ』は1994年から10年にわたり放送され、マシューはシニカルで繊細なチャンドラーを演じ、ファンから愛された。報道によると、彼は10月28日に、ロサンゼルスの自宅のジャグジーで溺れて亡くなっているところを発見された。死因についてはまだ明らかになっていない。