デンマーク王室メアリー王妃、即位後初の単独公務
マルグレーテ女王の退位を受け、1月14日(現地時間)に夫フレデリック国王とともに即位したメアリー王妃。即位を祝う行事が続いていたが、この度王妃として初めてとなる単独公務を行った。
【写真】欧州男子ハンドボール選手権の会場を訪れたメアリー王妃
Peopleによると、メアリー王妃は現地時間1月28日、ドイツのケルンで開催された欧州男子ハンドボール選手権デンマーク対フランスの試合を観戦し、トロフィーのプレゼンターを務めたようだ。
デンマークは惜しくも31対33でフランスに敗れたが、王室はインスタグラムを更新し、ケルンのランクセス・アレーナで撮影された王妃の写真を公開。「接戦でした。この写真は、セカンドハーフが始まる前に撮影したものです。なんという決勝戦…デンマークはよく戦いました。観ているのが辛いほどの接戦でした。欧州選手権での功績は良い影響を与えることでしょう。銀メダルおめでとう。贈ることができ、名誉に思います」と綴り、王妃殿下とサインを記した。
83歳のマルグレーテ女王は昨年大みそかの演説で、デンマーク王室で初めて存命中に退位することを発表。戴冠式は行われず、フレデリック皇太子(当時)とクリスチャン王子(当時)が見守る中、女王が14日にクリスチャンスボー城で退位宣言にサインした。
これを受け、皇太子は即座に国王となり、新しい治世の宣誓が宮殿のバルコニーで行われ、フレデリクセン首相によりフレデリック国王の誕生がアナウンスされた。18歳のクリスチャン王子は皇太子となった。