番組53年の歴史初! リアル披露宴を決行 あすの『新婚さん』
3月31日12時55分放送の『新婚さんいらっしゃい!』(ABCテレビ・テレビ朝日系)では、1971年1月31日の放送以来、53年に及ぶ歴史の中で、今回初めて番組が結婚式をプロデュース。MCの藤井隆と井上咲楽が披露宴の司会を務める、前代未聞のスペシャルな披露宴が行われた。
【写真】番組初のリアル披露宴! MCの藤井隆と井上咲楽が「結婚式司会講座」を本気で受講し、司会を務める
プロデュースを受けるのは、2歳の娘さんを持つ横浜市在住のカップル。夫は自営で大工、妻は主に結婚式場でヘアメイクを務めている。実は、妻は一度結婚経験があり、過去に結婚式を経験済み。自分たちの挙式には前向きになれずにいた。そんな時に夫が挙げようと提案。お互いの親への感謝の気持ちや、娘にも自分たちの結婚式を伝えたいと考えるようになった。
一方、MC2人は式に先立って、ABCテレビの上田剛彦アナウンサーによる「結婚式司会講座」を本気で受講。結婚式の司会を100回以上経験した上田アナから、お祝い事の際には使用が好ましくないとされる「忌み言葉」などもみっちり学んだ。
準備万端で迎えた当日は、総勢60名が列席。MC2人が入場すると大歓声が。さらに大拍手の中、新郎新婦が入場へ。式場自慢の料理が運ばれてくると、MC井上のたどたどしい食リポに笑いが起きる。
そして今回全面協力してくれた結婚情報誌「ゼクシィ」からの素敵な贈り物が。夫婦の写真が表紙になった、雑誌風の特製プロフィールブックだ。中を見ると、夫婦のなれそめや2人の「好き」ランキング、娘さんのことまで盛りだくさん。読み応えのある特別な1冊に、場内からは「羨ましい!」という声も。
さらにはゼクシィ厳選、ゲストが好きなものを持ち帰れる、最新スタイルの「引き出物マルシェ」も用意。ゼクシィからは、ハート型のイヤホンや充電器、番組からは「新婚さんいらっ米5kg」などを提供。「引き出物で5kgて!」とMC藤井からツッコミが入る。
そしていよいよ、新婚さんトーク開催。幸せいっぱいの新婚生活の中でも、「一番の幸せは娘が生まれたこと」だと夫。妻との晩酌時、娘がリンゴジュースの入ったマグカップで「ぱんかい!」してくれて飲むビールは本当においしいと満面の笑み。妻の父も「俺に似てるよな!?」とメロメロだそう。「確かに似ていて、授乳しづらい」と妻。みんながハッピーな毎日を過ごしている。
夫婦円満の秘訣は、スナックデート。「たまには2人で行ってきたら?」と、妻の兄が娘の面倒を見てくれ、月に一度、3時間だけ夫婦の時間を楽しんでいるんだとか。そこで妻は必ず、「何か不満はないか」と質問。なんでも夫は、早朝から夜中まで、夏は灼熱、冬は極寒の中、働いているのに、家にいる妻にも「今日は寒いから温かくしてね」と気遣ってくれ、全く不満を言わないという。それに対し、毎朝5時前にお弁当をつくってくれる妻には「感謝しかない」と夫。ただ、たまにフタを開けると、ビックリするお弁当があるのだとか。
あるときは、一段目が真っ白、二段目が真っ黒、三段目が真緑…。実は、そうめん、めんつゆ、ネギからなるお弁当が、夏の間中、続いたという。夏に最適だろうという妻の心遣いだったが、いかんせん食べる頃にはボッソボソ…。さらに驚いた真っ白弁当は、箸でとったら塊のまま持ち上がる謎の物体。その実態に会場からは爆笑と驚きの悲鳴が…。しかし夫は「名誉のために」と、妻の料理上手をアピール。プロフィールブックでも、おいしそうなお弁当が特集されていた。
いよいよ最後のプロデュースでは、スペシャルゲストお笑い芸人のくまだまさしが登場。「お祝い芸」のスペシャリストとして有名なくまだが繰り広げる盛り上げネタの数々に、場内は拍手喝采。クライマックスでは、ゲストの十八番ネタを夫が再現し、場内に爆笑が湧き起こった。披露宴の結びでは、新郎新婦が両親へ花束を贈呈し、みんなが涙…。「結婚って素晴らしい!」と思える、大感動の披露宴となった。
『新婚さんいらっしゃい!』は、ABCテレビ・テレビ朝日系にて毎週日曜12時55分放送。