『虎に翼』“寅子”伊藤沙莉、恩師“穂高”小林薫の言葉に怒り 視聴者共感「胸が痛い…」
関連 :
伊藤沙莉が主演を務める連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)の第8週「女冥利に尽きる?」(第38回)が22日に放送され、穂高(小林薫)の言葉に寅子(伊藤)が思わず怒りをあらわにすると、ネット上に「胸が痛い…」「色々切ない」といった反響が寄せられた。
【写真】明日の『虎に翼』場面カット よね(土居志央梨)と向き合う寅子(伊藤沙莉)
妊娠中の寅子は弁護の仕事の他に、婦人雑誌の法律相談の連載を引き受ける。さらに穂高から明律大学での講演の依頼が舞い込む。しかし寅子は、講演会の直前に穂高の目の前で気を失い倒れてしまう…。
ベッドの上で目覚めた寅子は、穂高に妊娠していることを告げる。そして、ともに弁護士になった先輩がやめていき、自分1人になってしまった状況について「本当はつらくてつらくてたまらないんです」と打ち明けながらも「私がここで頑張らないと、やめていった仲間の分もと思ってはいるのですが…」と複雑な思いを吐き出す。
これに穂高は“仕事をしている状況ではない”と前置きしつつ「結婚した以上、君の第一の務めはなんだね? 子を産み、良き母になることじゃないのかね?」と諭す。これに「出産ギリギリまでは働きたいんです」と反論する寅子。すると穂高は「“雨垂れ石を穿(うが)つ”だよ」と応じ「君の犠牲は決して無駄にはならない」と語る。
この言葉に寅子は「つまり先生は…私は石を砕けない雨垂れの一粒でしかない。無念のまま消えていくしかない…そうお考えですか?」と問いかける。徐々にヒートアップしていく寅子に、穂高は「落ち着かないか、あまり大きな声を出すと、おなかの中の赤ん坊が驚いてしまうよ」と語りかけるのだった。
「なんじゃそりゃ…」とつぶやき、怒りを抑えつつ部屋を飛び出す寅子の姿が描かれると、ネット上には「なんじゃそりゃってなっちゃう気持ちもすごくわかる」「穂高先生からその言葉は…聞きたくなかったなぁ」などの声や「胸が痛い…」「色々切ない」といったコメントが続出していた。