『虎に翼』“寅子”伊藤沙莉、復活からの異例演出にネット鳥肌「新章突入」「ホント神回」
伊藤沙莉が主演を務める連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)の第9週「男は度胸、女は愛嬌?」(第45回)が31日に放送され、寅子(伊藤)が生気を取り戻していく姿が異例の演出とともに描かれると、ネット上には称賛の声が多数寄せられた。
【写真】『虎に翼』第45回場面カット 家族会議で話をする寅子(伊藤沙莉)
優三(仲野太賀)との思い出の場所で寅子が偶然目にしたのは、新聞に掲載された新しい日本国憲法の記事だった。そこには「すべての国民は法の下に平等である」と書かれていて、寅子は次第に力が湧いてくるのを感じる。
帰宅した寅子はハツラツとした表情で花江(森田望智)やはる(石田ゆり子)、直明(三山凌輝)に向けて家族会議の開催を宣言。そこで寅子は、新しい憲法が公布されたことやその内容を説明。個人が平等で、1人ひとりに幸福を追求する権利があると語り、家族それぞれの“幸せ”について聞く。
その上で寅子は、働いて稼ぐことが自分の幸せだと話し、もう一度、法律の世界に飛び込む決意を語る。そして直明には、男性であることや長男であることに囚われず、個人の幸せを追求するために大学へ通って勉強を続けるよう説得する。
時は流れて昭和22(1947)年、春。直明は再び学生服に身を包む。一方の寅子は司法省人事課を訪れ、人事課長の桂場(松山ケンイチ)を前に真剣な表情で「私を、裁判官として採用してください。お願いします!」と言い放つ。そして第45回スタートから13分が経ったところでオープニングのタイトルクレジットと主題歌「さよーならまたいつか!」が流れると、ネット上には「主題歌ラストに持ってくる演出鳥肌」「新章突入感があってわくわくする!」などのコメントや「今日はOPも含めてホント神回」「寅ちゃん復活で嬉しい、泣ける」といった反響が相次いでいた。