櫻井翔「『嘘だろ？』と思いました！」 シリーズ第3弾『XXX占拠』7月スタート
ドラマ
●櫻井翔 コメント
－「大病院占拠」「新空港占拠」と続編の出演オファーを聞いた時の感想は？
「嘘だろ？」と思いました！ 3作連続。ほぼ年に一回ペースという速いペースなんですよね。原作もないオリジナルの作品なので、このハイペースは驚きました。
僕自身も続編3作というシリーズは経験がなくて、そういう意味で新しい挑戦だと思っています。
今日まさに、メークとか衣装とかで、この武蔵刑事の風貌になったんですけど、だんだんとスイッチが入ってきた感じがしています。
－その格好、一瞬で武蔵だと思いました。
そうですよね。僕も鏡を見て、武蔵だ！って思いました。大病院、新空港と1月の冬のクールだったんですが、今回の7月クールは夏なので、実は衣装が夏仕様になっているんです。
わかりづらいのですが、素材がちょっと薄いっていう夏武蔵です（笑）。
－台本を読んで、どこに注目してほしいですか？
占拠シリーズは武蔵の1日を描いているところ、そして正体が分からないお面のようなものをつけている集団が現れる。より緊張感があり、2025年という時代にフィットして、ヒリヒリするような内容となっているので、アップグレードした占拠シリーズをお見せできるんじゃないかなと思っています。
－占拠される場所のヒントは？
どう説明したらいいんですかね…。大病院、新空港と続いていて、撮影の現場ではもし次があるならと話していたんですよ。なかなか正解を導くのは難しいんじゃないですかね。ご覧になっている方々にとっても、ある意味身近ともとれる場所かな。身近じゃないのかな？ 難しいですね。何て説明したらいいのか（笑）。
－今回の犯人も、面をかぶっているんですよね？
最初の作品が鬼で色分けでしたね。赤とか青とか。2作目が干支でもう（ネタが）ないだろうと思っていたんですけど、あるものなんですね、新たな面をつけた存在が！ びっくりしました！
－武蔵の口癖から、最近「嘘だろ」と思ったことは？
4月に久しぶりにスキーに行って、白銀の雪にテンションあがって走って飛び込んでみたら氷で…。「嘘だろ？」ってなりました。全然フカフカじゃない、もう4月だから固まっちゃっていて（笑）。この春一番の「嘘だろ？」でした。はしゃぎすぎて反省しています。
－ドラマを楽しみにしている視聴者の方にメッセージを
XXX占拠は毎週、その1時間をハラハラしながらスリルを楽しんでいただくような作品になると思います。僕、武蔵が毎週毎週ボロボロになっていくと思いますので、一緒に楽しみながら応援してもらえたらと思っております。XXX占拠、どうぞよろしくお願いします。
●プロデューサー 尾上貴洋 コメント
第3弾――。
櫻井翔さんに、初めて「大病院占拠」（2023）の企画を説明した時のことを思い出します。
「お面をかぶった武装集団が病院に入って来まして…」
私が一気に説明し終えると、櫻井さんはポツリと「すごいことやろうとしてますね…（笑）」と呟きました。
穏やかな表情だけれど、企画に対してとても真摯なまなざしを感じました。
私は、思わず
「ええ！できれば病院の次は、第2弾で空港とか占拠できたらいいなと思ってまして…」と勢いのままに口走ってしまい、櫻井さんにはさぞかし変な人に映っていただろうなと思います。
そんな日から早3年――。
「占拠」、第3弾を迎えます。
ひょっとしたらこれまでの2作品（「大病院占拠」「新空港占拠」）や、昨年10月期のドラマ「潜入兄妹」とクロスオーバーする部分もあるかもしれません。
「前作を超えろ」を大号令にキャスト、スタッフの総力を結集しています。
皆さんに「土曜9時をとにかく楽しく過ごしてほしい」という一心で、日々制作しております。
7月、新たな占拠開始。どうぞご期待ください。
●演出 大谷太郎 コメント
『占拠』シリーズ、第3弾の制作が決定しました。
「嘘だろ！」と喜びの声を思わず上げてしまいました。
再びこの緊迫と駆け引きの世界に戻ってこられることを、心からうれしく思います。視聴者の皆さまからいただいた熱い応援と期待が、このシリーズをここまで大きく押し上げてくださいました。本当に、ありがとうございます。
そして今回も、主演の櫻井翔さんがこの物語を力強くけん引してくれます。これまでシリーズを通して見せてくれた男くさくて人間味あふれる武蔵三郎の奥行きのある演技は、作品に深みと緊張感を与えてくれました。この第3弾では、さらに進化した櫻井さんの姿をお見せできることを、私自身、心から楽しみにしています。
“占拠”という極限状況の中で、登場人物たちがどう生き、どう闘うのか。息もつかせぬ展開と、予想を裏切る物語をお届けするべく、スタッフとキャスト一丸となって制作に挑んでおります。
監督として、また一人の「占拠」シリーズのファンとして、「XXX占拠」の「XXX」がどこになるのかも含めて、この作品がどう進化するのか、とてもワクワクしています。初めてこのシリーズに触れる方も、これまでご覧いただいてきた方も、どなたにも楽しんでいただけるエンターテインメント作品を目指していきます。この夏の「占拠」を、ぜひご期待ください！
