ささきいさお、『スーパーマン』に約40年ぶり出演決定! 胸アツシーン満載の吹替予告解禁

本日7月11日日米同時公開となる映画『スーパーマン』で、スーパーマン/クラーク・ケントの地球での育ての父親であるジョナサン・ケント(ジョン)役の日本語吹き替えを、クリストファー・リーヴが演じた初代スーパーマンの吹き替えを務めたささきいさおが担当することが発表された。さらに、ジョナサンの言葉が映し出される日本語吹替版の超<スーパー>予告も解禁となった。
【動画】“初代”ファンも胸アツ『スーパーマン』日本語吹替版超<スーパー>予告
本作は、ジェームズ・ガン監督が手掛けた、DCユニバースの新たな幕開けとなる作品で、アメコミ史上最も歴史のあるヒーロー=アメコミヒーローの原点としてこれまで世界中で愛され続けてきた〈スーパーマン〉の完全新作映画。
ジョナサン・ケントは、スーパーマンの地球での育ての父であり、スーパーマンの行動の指針となる非常に重要な人物。そんなジョナサン役を、クリストファー・リーヴが演じた初代スーパーマンの日本語吹き替えキャストであるささきいさおが務めることに。
1978年に全米公開された、主演クリストファー・リーヴ&監督リチャード・ドナーによる『スーパーマン』は、日本でも有名な「あなたも空を翔べる!」というキャッチコピーのもと、当時の最新技術を駆使して制作。初めて全世界規模で公開された「スーパーマン」の映画であり、興行収入は全世界累計3億ドルという大ヒットとなった。
ささきは、そんな世界的にも有名なクリストファー・リーヴ版「スーパーマン」シリーズ4作目の、1987年に劇場公開された『スーパーマンIV 最強の敵』にて日本語吹き替えキャストを務めて以来、約40年の時を経て、再び新たに「スーパーマン」作品の日本語吹き替えキャストとしての出演となる。
ささきは今回のオファーについて、「僕はもう『スーパーマン』に出たり関わったりすることはないだろうと思っていたところでお話をいただいたので、『何の役?』と聞いたらお父さんだと。しかも、クリプトン星の実の親(ジョー=エル)ではなくて、地球のお父さんと聞いて、今までやったことのないような役だったので驚きました」と振り返った。
また、故郷で息子の活躍を見守るジョナサン役を演じる上でこだわった点について、「田舎っぽく出来るといいなと思いつつ、僕がやるとどうしても都会的になってしまうので苦労しましたが、『地球の親ってこういう考えなんだよ』という優しい気持ちや、親としての信念のようなものを、あまり押しつけがましくなく出せるといいかなと思いながら演じました」と明かした。
1983年に『スーパーマン』吹替版がテレビで放送された当時からクリストファー・リーヴが演じるスーパーマンの声を担当してきたささきは「スーパーマンは子供の頃から憧れの存在で、幼いころにまずはコミックでスーパーマンを知って、それから実写のスーパーマンを観て。機関車よりも速くて強くて、かっこいい。そしたらいきなり僕がスーパーマンをやることになって、『えっ! 僕がスーパーマン!?』と思ったのをよく覚えています。クリストファー・リーヴは僕にとって忘れられない役者なんです。本当に素晴らしい役者さんでした」とスーパーマンへの強い想い入れを明かした。
さらに「色々なスーパーマンを見てきましたが、今回新たにスーパーマンの物語が始まるというのを知った時はびっくりしましたね。僕自身とても期待していますし、本当にじっくり観るのが楽しみです。そして、こんな素晴らしい作品に関わらせていただいたので、本当に楽しみたいです。スーパーマンはやっぱりヒーローの王道と言える存在ですからね。何度観ても面白いので、ファンの皆さんもぜひ楽しみにしていてください」とファンにメッセージを贈った。
併せて解禁されたのは、ささきが演じるジョナサン・ケントの声も聞こえてくる日本語吹替版 超<スーパー>予告。劇中ではスーパーマンを“希望の象徴”として支持する人々がいる一方で、誰にも止められない無尽蔵なヒーロー活動を理由にスーパーマンを“人類の脅威”とみなし反発する人々による批判がスーパーマンに降りかかる。ただ「目の前で傷ついている人を救いたい」というシンプルで力強い願いのもと人々の平和を守り続けるスーパーマンだが、SNSでたたかれ、市民にゴミを投げつけられ、強敵を前に自分の信念が揺らいでしまう…。そんなとき、育ての父・ジョナサンによる「お前の選ぶ道、お前の行いが、お前が何者かを決めるんだ」という言葉によって、スーパーマンは再び立ち上がる。
映画『スーパーマン』は公開中。