山崎貴×ジェームズ・ガン、日米監督対談が実現! 『ゴジラ‐1.0』と『スーパーマン』の共通点とは? 映像解禁

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映画『スーパーマン』のジェームズ・ガン監督と『ゴジラ‐1.0』の山崎貴監督の対談が実現。お互いの作品を称賛し合ったり、『スーパーマン』と『ゴジラ‐1.0』の共通点を語り合ったりと、終始二人の興奮冷めやらぬ熱い対談の様子を収めた映像が解禁となった。
【動画】山崎貴監督&ジェームズ・ガン監督がお互いの作品をべた褒め! 映画『スーパーマン』対談映像
今作『スーパーマン』は、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズ、『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』など数々の大ヒット作品を手掛けたジェームズ・ガン監督が贈る、DCユニバースの新たな幕開けとなる作品で、アメコミヒーローの原点として世界中で愛され続けてきた〈スーパーマン〉の完全新作映画。
日本の特撮をこよなく愛するジェームズ・ガン監督と、アジア映画として初めて『ゴジラ‐1.0』で第96回アカデミー賞視覚効果賞を受賞した山崎貴監督。東京と海外を繋いだ画面に山崎が映し出されると、ガンは「彼を知ってる! 驚きだ、最高だよ」と大喜びの様子で、「私は『ゴジラ‐1.0』の大ファンです。あれはすばらしい作品ですね。あれほど壮大な映画を作れる製作者の皆さんについてこう思ったんです。『ゴジラ映画は何たるかという本質に忠実であると同時にゴジラ映画を心から愛しているんだな』、とね。ここ数年で私の大好きな映画の一つです」と称賛を贈った。
ガンからの全力ラブコールを受けた山崎はうれしそうに笑いながら、「『スーパーマン』は、不思議なものがたくさん出てくる世界が舞台なのに、キャラクターたちの人間らしい行動原理が全部納得できる。そこが集約しているのが本当に見事でした」と大絶賛。ガンも「この映画について聞いてきた中で最高のほめ言葉です」と大喜びの様子を見せた。
ガンと山崎は、“スーパーマン”と“ゴジラ”という、時代を超えて繰り返し映画で描かれてきたキャラクターを改めてスクリーンに映し出すという挑戦をした共通点を持つ。
山崎は本作について「一番最初の『スーパーマン』の継承者というか、僕らの世代が当時スーパーマンを初めて観たときの衝撃を、今のお客さんにも与えることが出来る気がして、とても素敵だなと思いました。僕も、初代の『ゴジラ』を観たときに当時の人が感じていた恐怖感を今のお客さんに感じてほしくて『ゴジラ‐1.0』を作りましたし、初代のものを大切にしながら現代にも同じような衝撃を与えられるように作っていた感覚があったので、そこにとても共感しました」と告白。
ガンは「その点に関してはあなたの方が見事でしたよ」と賛辞を返し、「あなたが登場人物を愛しているとはっきり感じ取れます。それに、従来のやり方にとらわれない考え方を盛り込んだ視覚効果への取り組みからも愛情が伝わります。だからこそあの映画は間違いなく私が映画館に観に行きたくなる映画でした。私が心から称賛するような映画製作を行っている人は世界に 3~4人しかいませんが、あなたがその1人です」と同志としての熱い言葉を送った。
ほかにも、2人が映画業界への思いを熱く語ったり、保護猫と保護犬を飼っているガンと山崎によるペット談義が繰り広げられたり、オンラインではなく次は対面で会うという約束が交わされたりと、日米の天才監督2人による魂の対談は見応えあり。
山崎も大絶賛の本作には、「ウルトラマン」シリーズや「仮面ライダー」シリーズなど大の特撮好きとして知られるガンが「日本の特撮に影響を受けた」と明かしている超巨大生物の KAIJU<カイジュウ>など、日本愛にあふれた敵キャラクターも登場する。
映画『スーパーマン』は、7月11日より日米同時公開。