『氷の微笑』シャロン・ストーン、リブート企画を一刀両断

シャロン・ストーンとマイケル・ダグラスが共演した伝説のエロティック・スリラー『氷の微笑』(1992)。Amazon MGMスタジオにてリブートされる事が報じられ、シャロンのカムバックも囁かれる中、シャロンがこの企画を一刀両断した。
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Varietyによると、シャロンは「Today」の最新インタビューで、自身が出演し、評価、興行ともに振るわず、最低映画賞ラジー賞に輝いた『氷の微笑2』に触れ、「もし私が出演した作品のようにするつもりなら、そんな事をする理由が分からない、としか言えません」と辛らつに反応。そして、口汚い言葉を使い「お好きにどうぞ。幸運を祈るわよ」と語った。
シャロンの率直さに、ジャーナリストのクレイグ・メルヴィンが感心すると、「すでに一回引退した身よ。何度か死にそうにもなった。だから、『私をどうするつもり? また殺す? やって御覧なさいよ』って感じなのよ」と返している。
ポール・バーホーベンが監督を務めた『氷の微笑』は、殺人事件の容疑者となった妖艶な作家(シャロン)と、彼女に疑いを抱きつつも惹かれていく刑事(マイケル)の駆け引きを描いたエロティック・スリラー映画。シャロンは本作で、一躍ブレイクを果たした。報道によれば、Amazon MGMがリブート権を獲得し、オリジナル版の脚本家ジョー・エスターハスがカムバックを果たすようだ。