二階堂ふみ、結婚後初の公の場 報道陣からの「おめでとう」にはにかむ

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女優の二階堂ふみが6日、都内で行われた映画『遠い山なみの光』公開記念舞台あいさつに出席。二階堂は、8月10日にお笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーと結婚を発表後、初めて報道陣の前に姿を現し、報道陣からの「結婚おめでとうございます」の声掛けにはにかんだ笑顔を見せていた。舞台あいさつには、広瀬すず、吉田羊、鈴木碧桜、石川慶監督も参加した。
【写真】結婚後初の公の場となった二階堂ふみ
本作は、2017年にノーベル文学賞を受賞し、『日の名残り』『わたしを離さないで』など、映画化作品でも非常に高い評価を受ける作家カズオ・イシグロが、1982年に綴り、王立文学協会賞を受賞した長編小説デビュー作を、映画『愚行録』『ある男』などの石川慶監督が実写映画化。戦後間もない1950年代の長崎、そして1980年代のイギリスという、時代と場所を超えて交錯する“記憶”の秘密をひも解いていくヒューマンミステリー。二階堂は、広瀬演じる悦子が長崎にいたころに出会った謎多き女性・佐知子を演じている。
10日に、所属事務所から「二階堂ふみが、メイプル超合金カズレーザーさんと入籍いたしましたことをご報告申し上げます」と発表した二階堂。この日は、多くのフラッシュが浴びせられるなか、ワインレッドのドレスで登場すると「今日は暑いなか、劇場に足をお運びくださりありがとうございます」とあいさつ。
撮影は約1年前の夏に行われたというと、二階堂は「撮影時はとにかく暑くて、スタッフの方々も出演者もみんな大変でした。でも一つ一つ妥協することなく丁寧にシーンを作っている現場でした。作品が完成して観たときは、そういった努力のすべてがスクリーンのなかにちゃんと映っていると感じられました。それを皆さんに観ていただけて本当にうれしいです」と飛び切りの笑顔を見せた。
イベント最後に行われた写真撮影の際、報道陣から「結婚おめでとう」という声が二階堂に届くと、わずかにはにかんだ二階堂。舞台となった長崎には強い思い出があったようで「高校生の修学旅行で長崎を訪れました。自由時間にそれぞれ好きなところに行けたので、私は長崎の街を歩いたのですが、そこに住んでいる人たちの生活や歴史を感じることができたんです。長崎は忘れられないと思っていた場所だったのですが、今回こうして作品に参加できたのは、その時からの縁なのかなと思いました」としみじみと語っていた。