『神楽坂怪奇譚二〇二五「棲」』櫻井孝宏×早見沙織、島崎信長×梶裕貴など18人の“ペア”発表

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11月12日より上演される体感型朗読劇『神楽坂怪奇譚二〇二五「棲」』より、櫻井孝宏×早見沙織、島崎信長×梶裕貴ほか出演ペアの組み合わせとスケジュールが発表された。
【写真】早見沙織、やわらかな眼差しに心ほどける…癒しの撮りおろしカット満載
本作は、たった2人の俳優が紡ぐ、濃密な体感型朗読劇。赤い盆の上に、背中合わせに座る2人の俳優。それは、まだ『天守物語』を生み出す以前、眼病を患い憔悴していた泉鏡花と、神楽坂・赤城神社で出会った1人の謎の女――。その組み合わせによって、同じ物語も異なる彩りを放つ。声優・女優・演出・プロデュースと多彩に活躍する朴璐美が、それぞれの組み合わせが生む“化学反応”の魅力を引き出し、濃厚で濃密な劇空間を創り上げる。
このたび、トップ声優と実力派俳優が日替わりで“異界の語り部”として登場するこの舞台の出演スケジュール(星取り)が決定し、一挙解禁された。
この怪奇譚の幕を開けるのは、言葉の抑揚ひとつで感情の水面に波紋を広げ、その場の温度まで変えてしまう表現者・櫻井孝宏と、清澄な声の奥に深い狂気を秘める早見沙織。緊張と余韻が交錯するその共演は、観る者を一瞬にして物語の深奥へと誘う。
続いて登場するのは、瑞々しい感性で今もっとも注目を集める土屋神葉と、舞台に立つ姿そのものが芸術といっても過言ではない唯一無二の輝きを放ち続ける咲妃みゆ。繊細と情熱、静と動――2人が呼応し合う瞬間、舞台に鮮烈な命が誕生し、観る者の心を震わせる。
夜公演では、柔軟かつ自在な感情表現で観客と心を共鳴させる下野紘と、圧倒的な存在感で舞台空間を支配する湖月わたるが共演。深く濃密なドラマが静かに立ち上がる。
翌日には、声優界をけん引する島崎信長(「崎」は「たつさき」が正式表記)と梶裕貴が登場。島崎の泉鏡花と、梶演じる女による息を呑むような掛け合いの応酬が、物語に重厚な深みを与える。
また、豊かな身体性と緻密な感情表現で注目を集める東啓介が2公演連続で出演。湖月わたる、咲妃みゆというタイプの異なる2人との共演により、まったく違う物語が多彩な色彩を帯びて浮かび上がる。
14日には、鋭い感性で舞台空間を一変させる関智一が、咲妃みゆの繊細で底知れぬ深みを秘めた瑞々しい表現と出会い、新たな物語へと没入させる。
さらに、宝塚の歴史をそれぞれの時代で彩ってきた湖月わたると咲妃みゆ。湖月がこの回のみ泉鏡花を演じ、咲妃と世代を超えた邂逅を果たす。その瞬間は奇跡の一頁となり、時間と記憶を超える特別な一幕を刻み込む。
夜には、前日の女とは一変して孤独と影を背負う泉鏡花を演じる梶裕貴と、可憐な声質の奥に艶やかな情感を秘めた鬼頭明里が共演。舞台上に漂う影と光の狭間で、2人の存在が互いに響き合い、観る者を物語の深淵へと誘う。
そして、物語はついに終幕へ――。千秋楽を飾るのは、水の中を自在に泳ぐかのように空気を纏い、深みのある声で場の空気を一変させる山路和弘と、宝塚歌劇団の伝説的トップスターとして今なお舞台表現の地平を広げ続ける一路真輝。圧倒的な存在感と揺るぎない表現力を携えた2人の競演。観客はまさに、この物語の深淵の目撃者となる瞬間を体感する。
体感型朗読劇『神楽坂怪奇譚二〇二五「棲」』は、新宿シアターモリエールにて11月12日〜11月16日上演。
※星取りスケジュールは以下の通り。
■星取りスケジュール
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