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イーサン・ホークが再び連続殺人鬼を怪演『ブラックフォン 2』11.21公開決定 予告解禁

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映画『ブラックフォン 2』場面写真
映画『ブラックフォン 2』場面写真(C)2025 Universal Studios. All Rights Reserved.

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 イーサン・ホークが連続誘拐犯人を演じたサイコ・スリラー映画『ブラック・フォン』(2022)の続編『BLACK PHONE 2(原題)』が、邦題を『ブラックフォン 2』として11月21日より公開されることが決定。日本版予告編、ポスタービジュアル、場面写真が解禁された。

【動画】絶望的なシーンの数々に震え上がる! 『ブラックフォン 2』日本版予告編

 前作『ブラック・フォン』は、スティーヴン・キングの息子ジョー・ヒルの名短編「黒電話」を原作に、ホラー界を牽引するブラムハウスが製作、『エミリー・ローズ』(2006)、『フッテージ』(2012)、『ドクター・ストレンジ』(2016)のスコット・デリクソンが監督を務めたサイコスリラー。断線した黒電話から聞こえる死者からのメッセージを頼りに、少年が連続殺人鬼からの脱出を図る姿を描いた。

 その斬新な設定と、恐怖の先に描かれる兄妹の絆が感動を呼び、2021年9月に開催されたジャンル系映画の祭典「ファンタスティック・フェスト」でのプレミア上映で大喝采を巻き起こし、米レビューサイトRotten Tomatoesで驚異の100%FRESHを公開まで維持し続けるという(※2022年3月22日時点)伝説を作る。そして翌年6月に公開を迎えると、全世界で1億6000万ドルを超える大ヒットを記録した。

 そんな傑作サイコスリラーの続編がついに完成。グラバーの死をもって惨劇は幕を閉じたかに思われたが、むしろ死は始まりに過ぎなかった。『ブラックフォン 2』では事件から4年後、兄妹たちの前に<黒電話>が再び鳴り響く――。

 観る者の背筋が凍りつく殺人鬼グラバーを、4度のアカデミー賞(R)ノミネートを誇る名優イーサン・ホークが再び演じる。前作でキャリア史上最も邪悪で狂気じみた怪演を披露したことは記憶に新しく、本作では死を超越したサイコキラーとして、サイキック兄妹の前に立ちはだかる。

 グラバーに立ち向かうフィニー役も、前作『ブラック・フォン』で世界中の注目を集めたメイソン・テムズが続投。メイソンは大人気名作アニメーションシリーズの実写化映画『ヒックとドラゴン』(2025)の主人公ヒック役に抜てきされたほか、『Regretting You(原題)』(2025、日本公開未定)など立て続けに主演作が公開される、ハリウッドでいま最も勢いのある若手俳優のひとり。

 フィニーの妹・グウェン役も、「死霊館」ユニバースの『ラ・ヨローナ~泣く女~』(2019)の主人公の娘エイプリル役、ディズニー&ピクサー『トイ・ストーリー4』(2019)でアンディから大事なおもちゃを譲り受けたボニーの声を担当したマデリーン・マックグロウが続投。フィニーとグウェンの父親役は、前作に引き続きジェレミー・デイビスが演じる。

 日本版予告編には、グラバーが夢と現実の両側からサイキック兄妹を執拗に追い詰める姿が描かれている。冒頭に登場する、白銀の世界にぽつりと置かれた電話ボックスや、「故障中」と貼られた<黒電話>。今にもベルが鳴り出しそうなこの象徴的な存在が、4年前の悪夢を思い起こさせる。

 前作で予知夢によってフィニーを捜索した妹グウェンが、「恐ろしい夢を見たの」と告げる不穏な一言から物語は動き出す。4年前にフィニーが監禁されていた地下室には、立ちすくむグウェンと、あの頃のまま壁に掛けられた<黒電話>が。そして地下室へ降りてくる狂気の足音──。すべての出来事は、兄妹に何を語りかけているのか。

 異様に鳴り続ける黒電話に、たまらずフィニーが受話器を取り耳に当てると、死闘の末に葬り去ったはずの連続殺人鬼グラバーが、「物語は完結したと思うか?」と不気味に問いかける。「死んだはずだ」と言うフィニーに、死してなお恐ろしい形相のマスクで顔を覆ったグラバーは「貴様なら分かるだろ。死は――終わりではない」と迫る。

 映像には、グウェンの悲鳴、幽霊として現れる子どもたち、手斧や怪奇現象によって襲われる兄妹の姿が次々と映し出され、前作をはるかに超える絶望的なシーンが描かれていく。そして、「復讐するは我にあり」という怨念に満ちた宣言とともに、死んだことで無敵化したグラバーによる復讐劇が幕を開ける。今度は死者となって再び現れるサイコキラーに、兄妹はどのように立ち向かうのか。本編への期待が極限まで高まる映像となっている。

 ポスタービジュアルと場面写真には、黒電話を通じて話すフィニーを、電話BOXの外からグラバーが凝視する様子が写し出されている。口角が不自然なまでに上がった笑顔のマスク、その奥底に覗く瞳は全く笑っておらず、強い怨念を感じさせる。サイコキラーの再来を強烈に印象付けるビジュアルに仕上がった。

 脚本・監督を務めるのは、前作に引き続きスコット・デリクソン。恐怖と感動を融合させるその唯一無二の手腕で再び観る者を恐怖の世界へと引きずり込む。製作には、『ゲット・アウト』(2017)、『透明人間』(2020)、『M3GAN/ミーガン』(2023)など、時代を象徴するホラー作品を次々と世に送り出してきたブラムハウス・プロダクションズの創設者ジェイソン・ブラム。共同脚本・製作にC.ロバート・カーギル、キャラクター原案・原作は「黒電話」の小説家ジョー・ヒルといった前作の製作陣が勢ぞろいし、史上最恐の続編を創り上げる。

 映画『ブラックフォン 2』は、11月21日より公開。

映画『ブラックフォン 2』日本版予告編

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