櫻井翔「夢が現実に」15年来の連載の書籍化に喜び

櫻井翔が21日、都内で開催された『櫻井翔の建築を巡る旅。【現代建築編】』発売記念発表会に出席。櫻井は「夢が現実となって、多くの方の手に届くこと、すごくうれしく思っています」と喜びを語った。
【写真】櫻井翔、笑顔で登壇
同作は、ライフスタイルマガジン『Casa BRUTUS(カーサ ブルータス)』にて2011年より続く連載『櫻井翔のケンチクを学ぶ旅。』を一冊にまとめたもので、櫻井は「ひっそりとと言いますか、粛々とと言いますか。でも本当に豪華に、贅沢に続けてきた連載が、気づけば15年も経ってしまったんですけれども、その15年にあたる連載で、およそ150ほど足を運んだ建築をまとめた本をこの度刊行ということになりました」とコメント。
「元々建築にそんなに詳しくなかった私が建築を学んでいくという連載ですので、今日現在建築にお詳しくない方に手に取っていただきたいですし、一方で建築にお詳しい方なんかは、本当に超豪華なスーパースター建築たちと、ページをめくると実際に建築された建築家の先生ご本人も登場したり。ワクワクが詰まっている本となっていますので、どうか手に取っていただき、そしてその先に、建築に足を運んでいただけたらなと思っております」と語った。
改めて心境を問われた櫻井は「めちゃくちゃうれしいですね。沢山の方の思いが一つになった本なので、すごくうれしく思っています。連載が始まった当初、15年前は本になることなんて想像もしていなかったんですけれども、一方で回を重ねるごとに、本当に豪華な、ぜい沢な連載を続けてきたので、『いつかこれがまとまったらな』なんていう思いも、密かには抱いていました。その夢が実際に現実となって、多くの方の手に届くこと、すごくうれしく思っています」と喜んだ。
読者に向けては、安藤忠雄氏が設計した「水の教会」を訪れたときのことを振り返りながら「写真だけでは伝わり切れない、現場に行って生で感じられる興奮・高まりみたいなものを感じていただきたいと思います。一方で、肉眼で見るのとまた違う、写真でしか感じられないスケールの大きさというのもあったりしますので、そういった写真で感じられる迫力のようなものも、この本の中で楽しんでもらえたらなと思っています」と呼びかけていた。
『櫻井翔の建築を巡る旅。【現代建築編】』はマガジンハウスよりHMV&BOOKS onlineほかで発売中。価格は4400円(税込み)。