『お終活』シリーズ第3弾、来年5.29公開決定! 高畑淳子・橋爪功・三田佳子・小日向文世ら全キャスト&予告解禁
関連 :
■袴田吉彦(大原英男役)
前回出演させて頂いてから時間が経過しており、最初、多少不安ありましたが、スタッフさんとも久しぶりに会え、撮影に入ったら、お父さん、お母さん、妹、変わらずですぐ役に入っていけました。兄の役、状況が随分変わってきているので、楽しんで観て頂ければと思います。
■石橋蓮司(山田一夫役)
今回の 『お終活3』は劇映画ではありません。出演している役者さん達のドキュメンタリーです。役作りをしていない役者さん達のチャーミングな姿をお楽しみ下さい。
■藤原紀香(カオリ役)
第2作から引き続き、カオリを演じさせていただきました。カオリは、人生経験が豊かでありながら、ユーモアと愛情を忘れない“大人の女性”。お店のママとして登場するシーンの中で生まれる“カオリママの格言”にも、注目していただけたら幸いです。今回も橋爪功さん、石橋蓮司さん、そして新たに小日向文世さんをお店にお迎えし、お芝居をご一緒できたことは、役としても自分自身としても宝物のような時間でした。私ごとですが…橋爪さん演じる真一パパ――頑固で照れ屋で口ベタ、でも心根は優しいお父さんは、実は私の父と言動も行動も良く似ていて(笑)一作目から親近感を抱かずにはいられませんでした☺︎『お終活』シリーズは、笑いも涙も、そして学びもある“人生のフルコース”のような作品です。脚本を読むたびに胸が熱くなりますが、特に今回は「記憶を人と共有すること」の尊さを深く感じました。ぜひ劇場で、この温かな世界を味わっていただけたらと思います。
■香月秀之(作・監督)
今回の第3弾は従来のコメディー路線よりどちらかというと感動路線の方が強くなっている気がします。勿論、笑いもあるのですが、認知症という現代社会において重要なテーマを扱っているので、笑いで誤魔化したくなかったからです。認知症の人でも心は忘れていないと思うのです。だから接し方で心を開いて行くと思うのです。認知症ではない人もそうであるように。この映画のテーマは「愛」です。第一作から「愛」をテーマにして描いています。「愛」が観客の皆様に届けられればと願っています。
■櫻井一葉(企画・プロデュース)
今作は、大原家のどこの家族でもあるあるエピソードにプラスして日本映画界を代表する名優 三田佳子さんに、認知症を患っている母親役を演じて頂き、息子役は唯一無二の演技派俳優 小日向文世さんに演じて頂きました。認知症は、人によって症状も様々ですが、今作の親子の症例を通じて、認知症の人の不安や家族の悩みを描き、本人の気持ちに寄り添う事の大切さ、親子の絆を描きました。今作から初めて観ても「笑って」「泣けて」「役に立つ」 ハートフルなヒューマンコメディです。
■川田亮(プロデューサー)
結婚間近でマリッジブルーな亜矢。相変わらず喧嘩が絶えない千賀子と真一。そんな大原家に、ある事情を抱えた親子が居候することになったら…? という香月監督の発想を元に、今回も皆で話し合いながら手作り感満載で製作に励みました。三作目を迎え、元々ベテランの域にあったキャスト&スタッフ陣も多少?老いを感じる昨今ですが、まだまだ元気に映画作りができております。
本作が一人でも多くの方に届きますように…。

