南キャン山里の“M-1戦略”がスゴすぎた「1000万を獲ることは僕らのやることじゃない」
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南海キャンディーズの山里亮太が、18日放送の『深夜のダイアン』(テレビ朝日系/毎週火曜26時55分)に出演。ブレイク前夜の『M-1グランプリ2004』(テレビ朝日系)に出演したときの“戦略”を明かし、ダイアンの2人を唸らせた。
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この日は先週に引き続き、ダイアンと26年来の付き合いになる同期コンビの南海キャンディーズの2人が出演した。思い出話に花が咲く中、話題は南海キャンディーズが初めて『M-1』決勝の舞台を踏んだときのエピソードに。
決勝前、ユースケは山里と話す機会があり、そのときに山里が「俺らは正統派じゃないから、この一発(決勝進出初年度)で行かないとダメ」「次の年はない」と、当時語っていたことを覚えていると明かす。この話には津田篤宏も「考えてるなあ」と感心した様子。
実際、南海キャンディーズは、大柄なしずちゃんのインパクトあるボケと山里の的確なツッコミで次々と爆笑を巻き起こし、ファーストラウンドで2位につけて初の決勝にして最終決戦に残った。ただ、山里によると2本目のネタについて、相方・しずちゃんと「ちょっと揉めた」という。
決勝1本目がベタなコントネタであるのに対して、2本目では会場や司会の井上和香をイジるという奇策に打って出た2人。ところが、舞台裏ではしずちゃんが正統派な漫才でなければ「絶対勝てない」と一度拒否したというが、山里が押し通した、というのだ。
客イジりのネタをあえて選んだ山里の脳裏には、すべて戦略があった。「1本目(ファーストラウンド)でまず一発受けたら、(2本目は)これを見てる我々を起用する方々へのカタログにしたかった」「この賞レースで勝つこと、1000万を獲ることは僕らのやることじゃない」「この先のテレビで使ってもらうため」と、今後の活動を考え、テレビ局関係者に向けたネタだったという。
山里が描いた絵のとおり、2人は『M-1』初出場の翌年に大ブレイク。これには話を聞いていたダイアンの2人も脱帽の様子で、津田は「そこ考えてたのはエグい」「山ちゃんの描いたとおりになってるやん!」と声を上げていた。

