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日向坂46、“新しい挑戦”で魅せたツアーファイナル 高橋未来虹が涙「自分たちの信じる道を歩いてきてよかった」

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日向坂46 ARENA TOUR 2025「MONSTER GROOVE」
日向坂46 ARENA TOUR 2025「MONSTER GROOVE」(C)Seed & FlowerLLC

 日向坂46が19日〜21日の3日間、東京・国立代々木競技場第一体育館で、「日向坂46 ARENA TOUR 2025『MONSTER GROOVE』」の東京公演を開催した。19日の公演では二期生・河田陽菜の卒業セレモニーが行われ、21日には9月から全国6都市13公演を巡ったツアーのファイナルを迎えた。本稿では、21日公演の模様をレポートする。

【写真】日向坂46 ARENA TOUR 2025「MONSTER GROOVE」東京公演ライブフォト(29枚)

 オープニングは「NO WAR in the future 2020」で幕開け。エレクトリックにアレンジされたサウンドの中、二期生から五期生までが期ごとに登場していく。金村美玖が「ツアーファイナル、全員出し切れ!」と声を上げ、曲間には各期がアグレッシブなダンスを披露。会場は一気に熱を帯びていった。さらに四期生曲「夕陽Dance」から「キツネ」「君はハニーデュー」と続けざまに披露し、序盤からボルテージは最高潮へと突入した。

 ファイナル公演への意気込みを語るMCを挟むと、ライブは二期生・小坂菜緒のソロ歌唱から始まる「Love yourself!」から再開。続いて松尾桜がセンターを務める五期生曲「空飛ぶ車」、さらに四期生の正源司陽子、藤嶌果歩、渡辺莉奈による「What you like!」と続いていった。

 中盤では、各期のオリジナルメンバーをミックスしたスペシャルなフォーメーションにより、“グルーブ感”あふれるパフォーマンスを展開。五期生の大野愛実がDJとして“フロア”を盛り上げると、三期生の上村ひなのがセンターを務める四期生曲「足の小指を箪笥の角にぶつけた」がスタート。続く三期生曲「この夏をジャムにしよう」では二期生の小坂と五期生の松尾が中心を担い、一期生曲「どうする?どうする?どうする?」では四期生の藤嶌と宮地すみれらがトロッコに乗り込み、会場のファンに笑顔を振りまいた。

 その後はメンバーの個性が際立つパートへ。四期生の正源司がエレキギターを携えて登場すると、力強いサウンドを響かせながら二期生曲「恋した魚は空を飛ぶ」へ突入。五期生の大野をセンターに据え、その勢いのまま披露した。続くパートでは、大野がDJを務め、松尾がラップ(サクラップ)を乗せる形で「ナゼー」へ。四期生の平尾帆夏がピアノを華麗に奏でると、そのまま「その他大勢タイプ」へとつなげ、四期生・山下葉留花センターの「ハロウィンのカボチャが割れた 2025」では“カボチャコール”が起きた。

 ここまででも多様なパフォーマンスで観客を魅了した日向坂46だが、さらに二期生・金村美玖がドラムセットとともに姿を現すと、ソロ演奏を披露して会場の空気を一変させる。そのまま「あの娘にグイグイ」へとなだれ込むと、金村の力強いドラミングが楽曲を後押しし、客席は一体感に包まれた。

 ライブ終盤では、会場の熱量をさらに押し上げる楽曲を連発。「好きということは…」「アディショナルタイム」「見たことない魔物」と続き、キャプテン高橋が「代々木、騒げー!」と叫んだ「愛はこっちのものだ 2025」で圧巻のパフォーマンスを見せつけ、客席の熱気は最高潮に達した。

 ここで一瞬、会場が幻想的な雰囲気に包まれると、金村と小坂によるユニット曲「See Through」を披露。ライブで披露されることの少ないレアな一曲に、観客からは驚きの声が上がった。そして本編ラストは、最新の15thシングル「お願いバッハ!」をパフォーマンスし、本編を締めくくった。

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