主人公以外のランナーも登場 『ランニング・マン』敵or味方? 逃走劇を加速させる“4人のキーパーソン”を一挙紹介
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2026年が幕を開けた。新たな気持ちで新年を迎えた人もいれば、憂鬱な仕事始めや新学期を迎えた人もいるだろう。そんな年始の空気を爽快に吹き飛ばしてくれる映画が、今月末に公開される。スティーヴン・キングの原作をエドガー・ライト監督が映画化した『ランニング・マン』だ。主人公のベン・リチャーズ(グレン・パウエル)が病気の娘を救うために挑むのは、“一度捕まれば即死亡”という過酷なルールが適用されるデスゲーム「ランニング・マン」。今回は物語を彩る“4人のキーパーソン”――謎の協力者、意図せず「ランニング・マン」に巻き込まれてしまう女性、そして主人公以外の参加者2人を一挙に紹介する。
【写真】敵or味方? 主人公と関わるキーパーソン4人
「ランニング・マン」を憎む謎の協力者:エルトン
マイケル・セラ演じるエルトン (C)2025 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
ライト監督が手掛けたカルト的人気作『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』(2010)などで知られるマイケル・セラが演じるのは、ベンの逃走を支える謎多き男エルトン。エルトンは登場時からどこか落ち着きがなく、ベンを心から助けようとする思いと同時に、彼の存在が「ランニング・マン」を運営するネットワーク社の闇を暴く絶好の機会と見ている計算高さが同居している。
物語の中で、ベンが匿われる彼の邸宅は、本作屈指のアクションシーンが繰り広げられる舞台となり、その家は「『ホーム・アローン』のトラップとピタゴラ装置を思わせる、ルーブ・ゴールドバーグ的な仕掛けが融合した空間だ」とセラは語る。さらに「あのセットを初めて見た瞬間、本当に度肝を抜かれた。撮影が始まると、次々と巻き起こるハチャメチャな出来事に圧倒されっぱなしだった」と豪快な撮影を振り返った。エルトンの登場シーンは、映画全体のスリルと遊び心を象徴する重要なシーケンスとなっている。
“何も知らない”女性:アメリア
エミリア・ジョーンズ演じるアメリア(右) (C)2025 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
アカデミー(R)賞最優秀作品賞に選ばれた『コーダ あいのうた』(2021)のエミリア・ジョーンズが演じるアメリアは、逃走を繰り広げるベンが出会うキャラクターだ。上流階級のアップタウンで何不自由なく暮らし、恵まれた環境への無自覚さや平和ボケした一面を持つアメリア。しかし、意図せず過酷なデスゲームの世界に巻き込まれたことで、ベンを始めとする貧困層の現実、そしてマスメディアの嘘に触れ、価値観が揺さぶられる。
ライト監督は彼女のキャスティングについて「エミリアにはナチュラルで柔らかな魅力があり、この役に彼女以外の選択肢は思いつかなかった。彼女が映画の中でアメリアとして感情を爆発させる様子は鮮烈だと思う」とその熱演に賛辞を贈っている。アメリアの存在は単なる“ゲーム巻き込まれた人”ではなく、物語の感情的な流れを大きく方向転換させる存在となっている。
個性豊かなランナー:ジェニー&ティム
ケイティ・オブライアン演じるジェニー(一番左)、マーティン・ハーリヒー演じるティム(一番右) (C)2025 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
今回、「ランニング・マン」には、主人公ベン以外に2人の個性的なランナーが参加している。1人目は『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』(2025)、『愛はステロイド』(2025)などで知られるケイティ・オブライアンが演じるジェニー・ラフリン。彼女は“カオスそのもの”といえる存在で「毎日を人生最後の日のように生きる」と語り、賞金をギャンブルにつぎ込みつつ逃げ回る自由奔放なキャラクターだ。燃え盛るカジノを笑いながら逃げ回るシーンでは、彼女の狂気に満ちた一面が垣間見える。
もう一人はコメディアンとしても活躍するマーティン・ハーリヒーが演じるティム・ジャンスキー。彼はデスゲームに出場しながらも驚くほど楽観的で放蕩な男。独自のセンスとユーモアで、監督エドガー・ライトからも「映画に異質なエネルギーをもたらした」と絶賛された。それぞれ異なるエネルギーを持つ2人のランナーが、物語の中でどのような運命を辿るのか…。
鬼才エドガー・ライト監督が贈る、命と狂気、そしてキャラクターそれぞれの想いが交錯する壮絶なデスゲーム。映画『ランニング・マン』は1月30日より全国公開。

