長澤まさみ×柄本佑×石橋静河『このごにおよんで愛など』11.27公開 ビジュアル&特報解禁
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■広瀬奈々子(脚本・監督・編集・原案)
はじめて原案を書いたのはコロナ禍のクリスマスでした。以来、わがままで、ずるくて、だけど愛おしい主人公を形づくるために、脚本の執筆に苦戦してきたわけですが、長澤まさみさんを主演にお迎えして、そんな苦労などすっかり忘れてしまうほど魅力的なキャラクターが誕生しました。
さらに柄本佑さん、石橋静河さんが加わり、ちょっぴり歪な関係を紡ぎながら、想像以上に煌めく瞬間に立ち会うことができました。編集中にもこの3人でよかったと作品が喜んでいるように感じる場面があり、改めて幸せを噛み締めています。
このお話は、もっといろんな家族の形があってもいいんじゃないかという思いから生まれました。愛などと大仰な題を掲げてしまいましたが、誰かを好きになったり、家族を持ちたいと思ったときに起きる障壁や、女性に起きる問題、夫婦間の溝を丁寧に拾い上げ、軽やかにお届けできたらと思っています。
撮影は台湾のヤオ・ホンイーさんにお願いしました。海外の眼から見える東京が映し出されているのではないかと思います。公開まで楽しみにお待ちください。
■小出大樹(プロデューサー)
広瀬監督から提案いただき、初めて脚本を読ませてもらった際に、丁寧に書き上げられたひとりひとりの登場人物の可笑しみや苦悩する姿がとても魅力的だと感じたのを覚えています。フィクションとはいえ過度なキャラクターとはせずに映画にしようとする監督の想いを形にして、多くの人にこの作品を届けたいと思いました。
主人公の絵本作家・詩を、どなたが演じてくださるのだろうかと脚本を作っているときは感じましたが、長澤まさみさんにお会いし初めて台詞を読んでもらった際に、瞬く間に詩が現れたと感じました。となりに座る監督をみると、嬉しそうに目を細めて笑みを浮かべていたことはいまでも忘れられません。
長澤さんをはじめとした素敵な俳優の方々に今作に参加いただき、彼女たちが紡ぐ会話劇をいつまでも見ていたいと、リハーサルの時から何度も感じました。キャスト、スタッフの皆さんと一丸となってコミュニケーションをとりながら作り上げました。劇場に足を運んでいただき、楽しんでいただければと思います。

