堀田真由、映画『私はあなたを知らない、』で初のシングルマザー役に挑戦
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坂口健太郎が主演を務める映画『私はあなたを知らない、』より、主人公・夕平(坂口)が愛したシングルマザー・東浜紗月を演じる堀田真由のコメントと場面カット3点が解禁された。
【写真】堀田真由、シングルマザー役で新たな一面 場面カット解禁
本作は、『湯を沸かすほどの熱い愛』以来、10年ぶりの完全オリジナル脚本となる中野量太が監督を務めて贈る、ユーモアと愛情に満ちた日仏共同製作ヒューマンサスペンス。
西山夕平(坂口)は天涯孤独の身。粛々と働き、自分の中で決められたルーティンで生活をし、たったひとりのその環境を寂しいとも感じずに生きてきた。職場にやってきた新しいパート職員・紗月(堀田)と出会うまでは。彼女と出会い、生きる喜びを得て夕平の毎日は輝き出す。
そしてある日、紗月から5歳の娘・朝子(倉田瑛茉)を紹介される。彼女は実はシングルマザーだった。紗月と朝子との生活で、これまで知らなかった“ 家族”という幸せの形に触れ、夕平は心を開放していくが…。
この度、紗月役・堀田のコメントと場面カット3点が解禁。本作で堀田は、自身初となるシングルマザー役に挑戦した。
紗月は、幼い娘・朝子を女手ひとつで育てながら、より良い生活を目指して懸命に生きる女性。夕平、朝子との穏やかな日々のなかで“家族”という温もりを育んでいく一方、仕事や将来への思いから、次第に夕平との価値観の違いが浮き彫りになっていく。
堀田は、脚本を読んだ当時を振り返り「最初は共感を抱くことは難しかった。わからないことだらけのスタートだった」と率直な心境を吐露。子どもを産み育てた経験はないが、中野監督と日々対話しながら紗月のキャラクターを模索する中、「“わかりたい”と思うようになり、“私がこの紗月を守りたい” という気持ちが芽生えた」と語る。そして「紗月の未来を予測せずに演じることは役者としても挑戦的であり、順撮りの環境のなかで日々を丁寧に積み重ねた」と手応えをにじませた。
実は、紗月というキャラクターは、脚本開発の段階から丁寧な設計が求められた人物。プロデューサーの深瀬和美は、「夕平の心情が丁寧に描かれることで、紗月が夕平を振り回す嫌な女に見えてしまうのではないかという懸念があった」と振り返り、「彼女がキャリアだけを追っている人物に見えないよう追加したシーンもある」と明かしている。
同じくプロデューサーの若林雄介も、「子育てをして懸命に生きている紗月が、ただ自分勝手なだけだと思われる人物にはしたくなかった」と語る。朝子のために懸命に働き、幸せを求めて前に進もうとする紗月。その姿をどう描くかは、本作における大きなテーマのひとつでもあった。
そして紗月役には、「愛される雰囲気を持った人に演じてほしい」という監督・プロデューサー陣の思いから堀田を起用。深瀬は「紗月が頑張りすぎて思わず刺々しい言葉を放ってしまうシーンでも、堀田さんなら人間味を持って演じてくれると思ったんです」と理由を語り、「撮影中も堀田さんの柔らかい雰囲気に助けられました」と信頼をにじませた。
そんな熱いオファーを受けた堀田は、18歳の頃に『湯を沸かすほどの熱い愛』(2016)を劇場で観て深く感銘を受け、「いつか中野監督と仕事ができる役者になりたい」と思っていたそうで、「デビュー10周年という節目の年に、その目標が叶ったことが本当にうれしかった」とほほえんだ。
念願の初タッグを果たした中野監督については、「誰よりも作品と現場を愛している方。その思いがビシビシ伝わってきた」とコメント。続けて「“赦し”や“家族”とは何かを考えながら、一緒に作品と向き合えた」と撮影の日々を述懐した。
朝子を守るために懸命に生きる母・紗月。その複雑な心情と人間らしさを繊細に体現した堀田の新たな一面にも注目だ。
場面カット(3点)は、紗月が、朝子をだっこする姿やパンを手にほほえむ姿などを捉えている。
映画『私はあなたを知らない、』は、8月28日全国公開。
