クランクイン!

倉科カナ、“実直でキュート”な堺雅人と舞台で夫婦に 朝ドラと悪女役を転機にデビュー20周年

演劇

倉科カナ
倉科カナ クランクイン! 写真:高野広美

 持ち前の華やかさと凛とした存在感で、映画、ドラマ、バラエティとさまざまな作品で輝きを放つ倉科カナ。この秋は、堺雅人の17年ぶりの舞台、PARCO PRODUCE 2026『スリーゴースト』で、堺と複雑な境遇の夫婦役を演じ、新境地に挑む。自身初となる海外脚本家、演出家とのタッグを「未知で楽しみ」と語る倉科に、本作の魅力、さらにはデビュー20周年を迎える心境を聞いた。

【写真】惹きこまれるような美しさ&色香! 倉科カナ、インタビュー撮りおろしショット

◆初共演の堺雅人のイメージは「キュートな方」

 本作は、「トニー賞」、「ローレンス・オリヴィエ賞」等、名だたる演劇賞を多数受賞、イギリス演劇界を牽引する劇作家サイモン・スティーヴンスが、数年後の世界を舞台に書き下ろした新作戯曲。演出は、サイモンとはいくつもの作品で共にクリエイションを行うショーン・ホームズが務める。キャストには倉科のほか、主演の堺、伊勢佳世、迫田孝也、sara、小日向星一、高畑淳子、そして段田安則と人気と実力を兼ね備えた豪華な顔ぶれが集結する。

――サイモン&ショーンのタッグ、堺さんの17年ぶり舞台出演と注目度満点な本作。出演オファーをお聞きになったときのお気持ちはいかがでしたか?

倉科:海外の脚本家、演出家と共に舞台に挑むのが初めてなので、「どういった自分が引き出されるんだろう?」というのが未知ですごく楽しみでした。さらにキャストの皆さんの顔ぶれを拝見した時に、本当に百戦錬磨の素晴らしい役者さんばかりで。皆さんと一緒にお芝居をして、どんな化学反応が起きるのか挑んでみたい!と思いました。

――(取材時は)稽古が始まる前ですが、作品にはどんな印象をお持ちになりましたか?

倉科:脚本を読ませていただいたのですが、私の役柄がすごく難しくて、「どうしよう…」と、今ちょっと何も見えないような状況で(苦笑)。稽古に入らないとどんな作品になるのか分からないことがたくさんあるなって感じています。

戯曲自体は近未来的な要素があったり、少し社会派でもあったりするのですが、私、堺さん、伊勢さんが演じる私の姉のミカ、この3人の人間関係が魅力的に描かれた脚本なので頑張りたいなっていう思いと、私の役が「静」か「動」かでいうと「静」の要素が強いんですね。でも、内に秘めているマグマみたいなものもふつふつとあるので、それをどう表現しようか模索しています。

皆様もたぶん観終わってすごく理解できたというより、何かを感じるという方に近い作品かもしれないと思います。

PARCO PRODUCE 2026『スリーゴースト』メインビジュアル
――夫役を演じる堺さんとは今回が初共演。堺さんにはどんなイメージをお持ちですか?

倉科:キュートな方というイメージです。どのCMを拝見しても、「なんでこの方がやるとこんなに可愛らしいのだろう?」と思って(笑)。作品で演じている堺さんには、CMでのイメージとはギャップがありますが、遊び心と実直さみたいなものを感じます。セリフもあまりNGを出されないとお聞きしますし、すごく実直でキュートな方なんじゃないかなと想像しています。

――そんな堺さんと今回は難しい関係の夫婦役を演じられます。

倉科:あまり作り込まずに、お互いがフラットな状態で夫婦に見えるような関係性を作りあげられたらうれしいですね。自然とそう見えるというのが一番いいなと思うので、コミュニケーションを取って作っていけたらいいなと。

あと、姉のミカとの関係性も物語の中では大切なので、堺さんとミカの関係がどう来るかで、私と堺さん夫婦の関係も決まってくると思うんです。その二組の対比みたいなものを考えて作っていきたいです。

――ご共演経験の多い高畑淳子さんもご一緒というのは心強い部分もありますか?

倉科:私は高畑さんのことを芸能界の母と思っていて。舞台でご一緒するのは初めてですが、いろんなことを間近で見て吸収していきたいと思っていますし、いろいろとご相談もできたらなと思っています。

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◆演じるキャラクターは自身と似ているものの「難易度が高い」

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【公演概要】

PARCO PRODUCE 2026『スリーゴースト』
PARCO PRODUCE 2026『スリーゴースト』イメージビジュアル

PARCO PRODUCE 2026『スリーゴースト』

◆日程・会場
・10月6日〜27日:東京・PARCO劇場
・11月6日〜8日:岡山・岡山芸術創造劇場ハレノワ 中劇場
・11月12日~23日:大阪・SkyシアターMBS
・11月27日〜29日:愛知・穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール
・12月3日〜6日:宮崎・メディキット県民文化センター (宮崎県立芸術劇場) 演劇ホール
・12月10日〜13日:福岡・J:COM 北九州芸術劇場 大ホール

◆作
サイモン・スティーヴンス

◆翻訳
広田敦郎

◆演出
ショーン・ホームズ

◆美術・衣裳
ジョン・ボウサー

◆出演
堺雅人

倉科カナ
伊勢佳世
迫田孝也
sara
小日向星一

高畑淳子
段田安則


【公式HP】https://stage.parco.jp/program/threeghosts
【公式ハッシュタグ】#スリーゴースト
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