竹野内豊、フィギュア羽生選手に対抗し華麗なターンを披露
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映画『ニシノユキヒコの恋と冒険』の初日舞台挨拶が8日、TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、主演の竹野内豊をはじめ、尾野真千子、成海璃子、木村文乃、本田翼、阿川佐和子、井口奈己監督が登壇した。
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本作は、芥川賞作家・川上弘美の同名小説を『人のセックスを笑うな』の井口奈己監督が豪華キャスティングで映画化した珠玉の恋愛映画。竹野内演じる稀代のモテ男・ニシノユキヒコが、真実の愛を探してさまよう姿が描かれる。
この日の東京は大雪に見舞われたにも関わらず、劇場は初日舞台挨拶に訪れた人で埋め尽くされ、この光景に竹野内は「吹雪のなか、こんなにたくさんの方々と一緒に初日を迎えることができるなんて思ってもいませんでした」と感激した様子で、「やっとこの映画を世に出すことができて嬉しく思います」と挨拶し、雪が降りしきるなか駆けつけた来場者に感謝の気持ちを込めた。
本作のタイトルにちなみ、これから冒険してみたいことは？とMCから質問された竹野内は「先日おみくじを引いたら、『待ち人、現れるでしょう』と書いてあったんです。そう書いてあったので、待ち人を探す冒険をしようかなと思います（笑）」と照れながら恋人探し宣言。同じ質問に対し尾野は『インディ・ジョーンズ』のテーマ曲を口ずさみながら「冒険と言えば『インディ・ジョーンズ』。あんな冒険がしたい」と話し、本田は「北海道から沖縄まで自分探しの旅がしたい。出来るかなあ～（笑）」とそれぞれの冒険に思いを馳せていた。
また、開幕したばかりのソチ五輪について話が及び、尾野が「フィギュアスケートの羽生さん、かっこいいわよねえ～」とうっとりした顔を見せると、成海も同じように「かっこいいですよね～！」と二人で大はしゃぎ。すると間に挟まれた竹野内は「僕も結構ターンが得意です。股関節も鍛えてますよ（笑）」と羽生選手に負けじと対抗意識を燃やし、竹野内が出演する某CM「ガスの男」のキャラクターそのままに華麗なターン、“ジ・ターン”を披露。共演者、来場者たちを喜ばせた。
終盤にはバレンタインデーが近いことから女性キャストから竹野内へ巨大なチョコレートが贈られたほか、本作の主題歌を歌う七尾旅人がサプライズ登場し、アコースティック・ギターの弾き語りで『TELE◯POTION』を披露。最後に竹野内は「この映画は“映画らしい映画”。こういう映画に金メダルを取ってほしいですね」と本作のヒットを願った。
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