ディカプリオ主演作『バスケットボール・ダイアリーズ』監督が死去、自殺か？
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若きレオナルド・ディカプリオが主演した衝撃作『バスケットボール・ダイアリーズ』（96）の監督として知られるスコット・カルヴァートが死去した。享年49歳。自殺の可能性があると、The Hollywood Reporterを始め複数のメディアが伝えた。
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The Hollywood Reporterによると現地時間3月5日、カルヴァート監督はロサンゼルス郊外のウッドランド・ヒルズにある自宅で死亡しているところを発見されたという。ロサンゼルス郡検視局は自殺の可能性があるとして調査しているとのことだが、それ以上の詳細は発表されていないそうだ。
カルヴァート監督はミュージック・ビデオ畑の出身。ラッパーとして「フレッシュ・プリンス」と名乗っていたウィル・スミスとDJジャジー・ジェフのミュージック・キャリアを開花させたヒット曲『Parents Just Don’t Understand（原題）』や、マーキー・マーク（マーク・ウォールバーグ）＆ザ・ファンキー・バンチの『グッド・ヴァイブレーションズ』のミュージック・ビデオなどを手掛けた。
長編監督デビュー作は、ディカプリオの他にマークも起用した『バスケットボール・ダイアリーズ』。ジム・キャロルによる「マンハッタン少年日記」が原作で、バスケットボールと詩を書くことが好きな不良少年がドラッグに溺れていく姿を描いた衝撃のドラマ。劇場映画の監督作品はその後、2002年作『デュースワイルド』のみ。本作には、スティーヴン・ドーフを主演に、ブラッド・レンフローやノーマン・リーダス、ジェームズ・フランコなどが出演した。
カルヴァート監督の訃報に接し、マークの実兄で歌手・俳優のドニー・ウォールバーグは、「ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック」時代に『Dirty Dawg（原題）』のミュージック・ビデオを監督したカルヴァートにツイッターで哀悼の意を表した。
「親愛なる友人、スコット・カルヴァートのご冥福をお祈ります。あなたが俺や俺の弟マークのキャリアにおいて、どれほど大切な役割を占めていたかは計り知れません。寂しくなります」。
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