レディー・ガガ、ヒット曲に恵まれながらも“破産”していたことを告白

斬新なファッションと進化を続ける音楽で世界中のファンを魅了する歌姫レディー・ガガ。2008年にデビューアルバム『ザ・フェイム』、2009年にセカンドアルバム『ザ・モンスター』をリリースし、立て続けにヒット曲を飛ばし、スターダムを駆け上がったが、2009年のツアーのステージ代に貯金300万ドル(約3億円)を注ぎ込み、破産状態だったことを語った。
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レディー・ガガが当時を語っているのは、映像配信サイトEPIXのオリジナル・ドキュメンタリー作品『Who the F‐‐k is Arthur Fogel?(原題)』の中。「私名義の銀行口座に300万ドル(約3億円)が入っていたけど、ステージ代に全てを注ぎ込んだの」と、2009年の「ザ・モンスターズ・ボール」ツアー中は破産していたことについて語った。
レディー・ガガが出演する本ドキュメンタリーは、大手コンサート興行会社Live Nationのアーサー・フォーゲル氏を追ったもの。Entertainment Tonightにアップされた映像の一部で、「今でも覚えているけど、帰宅して父と一緒にいると父が言ったわ。“私には理解できない。『バッド・ロマンス』が発売されて、お前はラジオ番組に引っ張りだこだ。誰もがお前のことを話題にしているのに、お前は無一文だ”とね」と、ガガは当時を振り返っている。
ガガにはそうする確固たる理由と決心があったという。父親の言葉の後、ガガはこう返したそうだ。「いいから私にやらせて。ステージをしっかりやらせて。だってこのステージをやり切れたらアーサー・フォーゲルの関心を引くことができると思うの」。
全財産を投げ打って勝負に出たガガ。期待通り、フォーゲル氏の目に留まり、Live Nationと4000万ドル(約40億円)のツアー契約を結び、そのお陰で自分と家族の人生が一転したと話している。
フォーゲル氏はガガのほか、マドンナやU2など、大物ミュージシャンのツアーに携わってきた人物。『Who the F‐‐k is Arthur Fogel?(原題)』は現地時間3月19日よりEPIXにてプレミア配信される予定だそう。