J・J・エイブラムス製作『ALMOST HUMAN』シーズン1で打ち切りへ
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映画やテレビドラマで数々のヒットを飛ばすJ・J・エイブラムスが手掛ける海外ドラマ『ALMOST HUMAN／オールモスト・ヒューマン』。日本でもシーズン1が7月からAXNで放送、8月にはDVDリリースが決定しているが、この度シーズン1で打ち切られることが明らかになった。
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本作はエイブラムスが人気海外ドラマ『FRINGE／フリンジ』のJ・H・ワイマンと再びタッグを組み、製作総指揮を務めるSFクライム・ドラマ。2048年の近未来を舞台に、パートナーを殺され、片足を失った刑事のジョンが、嫌悪感を抱いているアンドロイドのドリアンとパートナーを組まされ、凶悪犯罪に立ち向かうというストーリー。エイブラムスの『スター・トレック』シリーズでレナード・マッコイを演じるカール・アーバンが主人公のジョン、『アンダーワールド 覚醒』のマイケル・イーリーがアンドロイドのドリアンを演じる。
本ドラマは13話構成のシーズン1が米FOXで放送されたが、Deadlineによると、アメリカで昨年11月に放送が始まった当初から視聴率は伸び悩んだが、同局で先に更新されたケヴィン・ベーコン主演の海外ドラマ『ザ・フォロイング』と同じ程度の視聴率は取れていたとのことで、熱狂的なファンも獲得していた。
FOXにより打ち切りが明らかになると、ドラマのファンから怒りのツイートやFOXへの抗議メッセージが続発したとThe Wrapは伝えており、オンライン嘆願活動プラットフォーム「change.org」では、SF専門チャンネルのSyFyネットワークに、本ドラマの製作・放送の引き継ぎを嘆願する署名運動が起きている。
アメリカでは、一度打ち切りになったドラマが他局に移動して製作・放送されることがあるが、果たして『ALMOST HUMAN／オールモスト・ヒューマン』の行方は？ もしかするとホームグラウンドを変えての新たな幕開けがあるかもしれない本作の続報が期待される。
